アシスト数超えてきたデ・ブライネ photo/Getty Images

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近年のプレミアリーグ最高のチャンスメイカーは誰か。この問いで必ず候補に挙がるのが、アーセナルMFメスト・エジルとマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネだ。2人はプレミアの舞台でアシストを量産しており、何かと比較されてきた。そして今、その議論が再び熱を帯びている。

デ・ブライネは21日のワトフォード戦で2アシストを記録し、プレミア通算アシスト数を53まで伸ばしてみせた。米『ESPN』のデータでは、エジルはこれまでプレミア通算167試合を戦ってアシスト数が52。デ・ブライネは126試合目でエジルの数字を超える53アシスト目を記録することになり、デ・ブライネの方が41試合もペースが早い。

デ・ブライネこそプレミア最高のチャンスメイカーと言ってもよさそうだが、アーセナルサポーターはその意見に待ったをかけている。マンCとアーセナルでは前線の質に違いがあるではないかとの声が多く挙がっているのだ。

「一方はアグエロ、スターリング、シルバ、マフレズ、もう一方はジルーとプレイしていたんだ。フェアな比較ではない」

「エジルはジルー、ウェルベック、ウォルコットらとプレイしないといけなかった。優れたアタッカーは唯一アレクシス・サンチェスだけだ」

現在はアーセナルにもピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットがいるものの、確かにマンCのアタッカー陣の方が得点力は上だ。デ・ブライネの方がアシストを決めやすい環境にあるのかもしれない。

この議論は今後も続くことになりそうだが、エジルはここから巻き返せるのか。アーセナルでは出番が限られているところがあり、今の状態が続けばデ・ブライネとの差はどんどん開いていくはずだ。

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