ニューカッスルの武藤 photo/Getty Images

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昨夏マインツからFW武藤嘉紀がニューカッスルに加わった時、サポーターの中には武藤がどんな選手なのかよく知らないという人もいただろう。あれから1年が経過したわけだが、まだ武藤のことをよく分かっていないサポーターも多いのではないだろうか。武藤のプレイタイムは限られ、思うように特長を出せていないからだ。

地元メディア『Geordie Boot Boys』は今冬にも武藤放出を考えるべきではないかと取り上げており、タイムアップの時が近づいているのかもしれない。クラブ、サポーターを納得させるには、早急に結果を出す必要がある。

「残念ながら彼はニューカッスルの得点問題の答えとなる存在には見えない。サポーターの中にはジョエリントンも1得点しか決めていないと言う者もいるだろうが、武藤との違いはオールラウンダーかどうかだ。大柄なジョエリントンは前線でボールを収めることもできるが、武藤はそうした特長やフィジカルを有していない」

同メディアはこのように伝えており、指揮官スティーブ・ブルースが戦い方を変えない限り武藤がフィットすることはないとの見方を示している。前線からプレスをかける献身性など武藤にも魅力は多いのだが、プレミアで残留を目的とするニューカッスルで武藤が戦っていくのは簡単なことではない。思うようなボールが前線に届かない展開の方が多いのだ。

同メディアはニューカッスルが次の移籍市場で新たなFW獲得へ動く可能性があるとも伝えており、チームが現在の前線に満足していないのは明らかだ。武藤は1年経った今も自身の魅力を十分にアピールできていない。いつまでもクラブが待ってくれるということはなく、首脳陣を満足させるには早い段階でもっと結果を出す必要があるのだろう。

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