大きく損傷したサウジアラビア・アブカイクの石油処理施設(2019年9月20日撮影)。(c)Fayez Nureldine / AFP

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【AFP=時事】イエメンのイスラム教シーア派(Shiite)系の反政府武装組織フーシ派(Huthi)は20日夜、サウジアラビアへの攻撃を全面的に停止する意向を表明した。同国で続く内戦の終結を目指した措置としている。

 フーシ派の最高政治評議会のメフディ・マシャト(Mehdi al-Mashat)議長は、2014年の首都サヌアの掌握を記念する演説で「サウジアラビアの領土に対するすべての攻撃の停止」を表明した。

 フーシ派傘下のテレビ局アルマシラ(Al-Masirah)によると、同議長はサウジ側がこの措置に対して「より強固な措置で応じる」ことを望んでいると述べた。

 サウジアラビアでは先週末、石油関連施設に対する無人機による攻撃が相次ぎ、同国の石油生産量が半減。エネルギー市場を動揺させた。サウジアラビアは20日、大きな被害を受けた石油施設を報道陣に公開し、石油生産量を迅速に復旧させると表明した。

 この攻撃をめぐってはフーシ派が犯行声明を出した。サウジアラビアは今のところ攻撃の実行主体を名指ししていないが、同国の同盟国である米国はフーシ派を支援するイランが実行したと主張している。

【翻訳編集】AFPBB News