海外旅行中の交通手段は、少し前までは限られた選択肢しかありませんでした。しかし、現在ではシェアリングサービスが各地で増えているため、旅行客がシーンに応じて様々な交通手段を使い分けることができるようになりました。そこで、先日ラスベガスに出かけてきた筆者が現地での体験をもとに、ラスベガスでモビリティを上手に使い分けるためのアイデアをご紹介します。

 

ラスベガスでの交通手段

ラスベガスに訪れた旅行客に最もメジャーな交通手段は「Uber」や「Lyft」などの配車サービスかもしれません。ラスベガス観光局のウェブサイトの交通に関するページでも両者が最初に紹介されています。

 

そのほかは、ラスベガス観光の中心部であるストリップ地区ならモノレールの運行や、系列ホテル間を結ぶバスがあります。また、空港とホテルを結ぶシャトルバス、路線バス、タクシーなども交通手段としてあります。ラスベガス周辺の観光地を広範囲で自由にまわりたい方や、普段から自動車の運転に慣れている方ならレンタカーという手段もあるでしょう。

 

また、ラスベガスには自転車シェアリングのサービスもありますが、ダウンタウン地区が中心となるサービスのようで、ストリップ地区にはほとんど自転車のステーションがなく、また自転車に乗っている人をストリップ地区で見かけることはほとんどありませんでした。

 

シーン別モビリティの使い分け

では、これらの交通手段をどうやって使い分けていけばいいでしょうか? 筆者の体験をもとに、おすすめの交通手段をシーン別にご紹介します。

 

[その1]空港―ホテル間の移動ならシャトルバス

ラスベガスのマッカラン国際空港から繁華街のストリップまではクルマで15分ほど。空港とホテル間の移動であれば、ホテルまでの旅行客の乗り合いバスであるシャトルバスか配車サービス、タクシーの利用が選択肢としてあります。

 

筆者が利用した飛行機はマッカラン国際空港に早朝に到着する便だったため、早朝や深夜の利用での治安面も考えて、比較的安全と思われるシャトルバスをセレクトしました。実際にシャトルバスのウェブサイトを見てみると、事前に飛行機の便にあわせてバスの予約とクレジットカードでの支払いを済ませることができ、安全にホテルまでたどりつけて結果的にとても便利でした。費用は1人片道10ドル、往復20ドル。

 

3人以上のグループになる場合は、シャトルバスよりも配車サービスやタクシーでの利用の方がおトクになることもあるようです。

 

[その2]時間がないとき&郊外への移動ならタクシー

筆者はストリップにある滞在先のホテルからクルマで20分ほど離れた郊外に行く必要があり、このときはホテルの入口前からタクシーを利用して、45ドルの支払いでした。Uberの利用も考えましたが、すぐにドライバーが見つかるか不安だったことや、見つかってもキャンセルなどされて時間がかかってしまうこともあり得ます。時間厳守で到着したかったので、ホテル前からすぐに利用できるタクシーを選びました。また知らない土地での郊外への移動ということもあり治安面も考慮し、ホテルに乗り入れているタクシーは比較的安全と言われているので、タクシーを利用しました。

 

ただ、タクシーではクレジットカードでの支払いに数パーセントの手数料が上乗せされたうえ、筆者が乗ったクルマは車内があまりきれいではありませんでした。運が悪いと、このようなタクシーに出合うこともあります。

 

[その3]交通費を抑えたいとき&時間的余裕があるときは配車サービス

タクシーで出かけた郊外からホテルまで戻るときはUberを使用。タクシー料金が予想より高額だったのと、帰りの際は時間に余裕があったため、ラスベガスで初めてUberにトライすることに決めました。郊外だったせいか、ドライバーの到着まで少し時間がかかりましたが、支払った料金は約27ドルとタクシーの半分程度。しかも、ドライバーは日本に住んでいたことがあり、日本語を少し話せるという偶然もありました。

 

また、夜11時頃にも1度ウーバーに乗って移動しましたが、このときも安全に快適に利用することができて、ラスベガス滞在でのウーバー利用は2回ともかなり快適で便利に感じました。

 

ただ、知らない土地での配車サービスの利用は不安を感じることもあるかもしれません。特に女性だけの利用や長距離の移動、暗い時間帯の利用などは、治安面からも避けたほうが安全でしょう。

どの交通手段も一長一短。使いたいシーンや時間帯を考えて、それぞれ選んでみると、ラスベガス旅行がさらに快適になるのではないでしょうか?

 

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