@AUTOCAR

写真拡大 (全3枚)

フィアット120周年を祝福するイベント

text & photo:Hiroyuki Kondoh(近藤浩之)

東京都港区南青山で9月23日まで開催される、フィアットの120周年を祝福するイベント「120 YEARS FIAT GOLDN HEART」

車両展示、試乗、金継をテーマにしたアート展示、パフォーマンスと、クルマだけでなくイタリア/日本の文化を継ぐこのイベントの前夜祭ともいえるパーティが、9月19日に開催された。

初代フィアット500とフィアット500/500C 120th Tuxedo(タキシード)。

アート作品が並べられる中、やはり目を引くのが2台の展示車両。その1台は初代のフィアット500、通称トポリーノ。

そしてもう1台が、フィアット120周年の限定車となる、フィアット500/500C 120th Tuxedo(タキシード)。

3層仕上げのパールペイントとなるアイスホワイトをベースに、ルーフ&ピラー&ドアミラーをブラックとしたピコローレ(2トーン)ペイントは、その名の通りタキシードからインスピレーションされたもの。

その他、ブロンズのクロスメッシュデザインを採用した16インチアルミホイール、専用バッチ、ブラックのインパネや専用ファブリックシートなどによりシックな雰囲気が演出されている。

2モデル合わせ国内285台の販売。

フィアットならではの作品展示も

パーティでは作品展示の他、東京で活動するイタリア生まれのビジュアルアーティスト、マルコ・フェルリなどの挨拶や、金継ぎ作家の八木しげきによる金継ぎの実演、三味線奏者の久保田裕司、チェリストの河内ユイコ、DJ moreのコラボによるライブパフォーマンスが行われた。

23日までのイベントでも、マルコ・フェルリのワークショップや、VRアーチストのせきぐちあいみによるパフォーマンス、日本の「ものづくり」文化継承を目的にするNPO法人「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」とのコラボ「FIAT × MADE IN JAPAN PROJECT」から生まれたアイテム、様々な職人の手による金継ぎの作品展示などが行われる。

様々な職人の手による金継ぎの作品展示。