プレミア王者シティがシャフタールに3発快勝! CL初参戦のアタランタは大敗スタート…《CL》

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チャンピオンズリーグ(CL)グループC第1節のシャフタール・ドネツクvsマンチェスター・シティが18日に行われ、0-3でシティが勝利した。

3シーズンぶりのCL出場となるディナモ・ザグレブとCL初出場のアタランタが同居するグループC。昨季は準々決勝でトッテナムに敗れたプレミア王者のシティは、直近のノリッジ戦(2-3で敗戦)から先発メンバーを4人変更。トレーニング中に負傷したストーンズやアグエロ、シルバ、ベルナルド・シウバに代わりガブリエウ・ジェズスやマフレズ、フェルナンジーニョ、デ・ブライネが先発に名を連ねた。

一方、ウクライナリーグ3連覇中のシャフタールは、今シーズンも開幕リーグ戦7連勝と最高のスタートを切った。そのシャフタールは、打ち合いとなった直近のゾリャ戦(4-3で勝利)から先発メンバーを1人変更。テテに代えてソロモンを先発で起用した。

3年連続で同グループとなった両者の一戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。そんな中、先にチャンスを迎えたのはシティ。24分、右クロスのセカンドボールをボックス内で拾ったジェズスの落としからギュンドアンがコントロールショート。このシュートは左ポストを直撃したが、こぼれ球をマフレズが押し込んだ。

先制を許したシャフタールは、35分に反撃。タイソンのパスでゴール前まで抜け出したジュニオール・モラエスがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKエデルソンに体でブロックされた。

ピンチを凌いだシティは38分、右サイドのマフレズがダイアゴナルに持ち上がると、後方から駆け上がってきたギュンドアンへラストパス。これをボックス中央右で受けたギュンドアンのシュートがゴール右隅に突き刺さった。

迎えた後半、2点を追うシャフタールはソロモンを下げてコノプリャンカを投入。しかし、後半も先にチャンスを迎えたのはシティ。53分、中盤でのパスカットから中央を持ち上がったギュンドアンがボックス手前からシュート。これが相手GKに弾かれると、クリスツフォフのクリアミスをボックス左で奪ったスターリングが左足を振り抜いたが、シュートは左ポストを叩いた。

後半も主導権を握るシティは、76分にカウンターから追加点を奪う。自陣からのロングパスを中盤で受けたデ・ブライネが相手DFを引きつけラストパス。このパスで相手DFの裏に抜け出したジェズスは、ボックス内まで持ち上がり冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。

その後も危なげない試合運びを見せたシティは、3点のリードを守り抜き試合終了。シティがクリーンシートでCL白星発進を決めた。

また、同時刻開催となったグループCもう一試合のディナモ・ザグレブvsアタランタは、4-0でディナモ・ザグレブが大勝した。試合が動いたのは10分、レオバツが放ったミドルシュートのこぼれ球をペトコビッチがボックス右に展開すると、これを受けたストヤノビッチの折り返しをゴール前に走り込んだレオバツがすべり込みながら押し込んだ。

先制したディナモ・ザグレブは31分、ダニ・オルモのパスでボックス左に侵入したレオバツがマイナスのクロスを供給すると、ボックス手前に走り込んだオルシッチが針の穴を突くようなシュートをゴール右隅に流し込んだ。

勢いの止まらないディナモ・ザグレブは、42分にもストヤノビッチの右クロスをファーサイドのアデミがダイビングヘッドで折り返すと、最後はオルシッチが頭で押し込み、3点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、3点を追うアタランタはフロイラーとA・マジエッロを下げてパシャリッチとマリノフスキーを投入する2枚替えを敢行。しかし、再びスコアを動かしたのはディナモ・ザグレブ。

68分、敵陣でのこぼれ球をテオフィル=カテリーヌが前線に蹴り出すと、これをボックス左で受けたオルシッチが飛び出したGKの脇を抜くシュートでゴールネットを揺らした。

結局、試合はオルシッチのハットトリックなどでディナモ・ザグレブが大勝。一方、CL初参戦となったアタランタの初陣は苦い結果に終わった。