ウエスカ加入後初スタメンを飾った岡崎。移籍後初ゴールはお預けに。 (C)Getty Images

写真拡大

 現地時間9月18日に行なわれたラ・リーガ2部の第6節で、岡崎慎司が所属するウエスカがアルバセーテをホームに迎えた。

 岡崎は移籍後3試合目にして初スタメンを飾り、4‐3‐3のCFに入った。

 開始4分にPKで先制を許したウエスカは22分、右サイドからのクロスを岡崎がヘッドですらし、イビがシュートを放つも、DFにブロックされる。

 26分にも、前線へのフィードをエウヘニが頭で落としたところを、岡崎がうまく抜け出てワントラップしてシュート。絶好のチャンスだったが、GKのファインセーブに阻まれる。

 その後もホームチームがペースを握り、前半アディショナルタイムには岡崎が鮮やかなボレーでネットを揺らしたが、オフサイドでゴールは認められなかった。
 
 後半に入ってもミケル・リコのシュートがポストを叩くなど、ゴールが遠いウエスカは58分、クリストのロングボールに抜け出た岡崎がGKの頭越しに狙うも防がれ、こぼれ球を詰めたエスクリチェも決めきれない。83分には右サイドからのクロスに岡崎がヘッドで合わせたが、今度はバーに阻まれた。

 結局、最後まで1点が奪えなかったウエスカは0‐1の完封負けで、戦績は3勝3敗となった。身体を張ったポストプレーを見せるなど、動き自体は悪くなかった岡崎だが、3度の決定機を決め切れず、先発のチャンスを活かすことはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部