フル出場の長友が際どいミドルシュートもガラタサライ、クラブ・ブルージュに敵地でゴールレスドロー《CL》

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ガラタサライは18日、チャンピオンズリーグ(CL)グループA開幕節でクラブ・ブルージュとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。ガラタサライのDF長友佑都はフル出場している。

レアル・マドリーとパリ・サンジェルマンのメガクラブが同居するグループA。昨季は3位でグループステージ敗退に終わったトルコ王者のガラタサライは、ファルカオやエンゾンジら実力者を補強した中、不動の左サイドバックである長友がスタメンとなった。

昨季ベルギーリーグ2位で予選3回戦から勝ち上がってきたクラブ・ブルージュに対し、押し込まれる入りとなったガラタサライは8分に大ピンチ。CKの流れからフリーのデニスにヘディングシュートを許したが、枠を外して助かった。

その後も流れを引き寄せられないガラタサライは、19分にFKからミトロビッチに際どいヘディングシュートを許してしまう。

思うように攻撃の形を作れずにいたガラタサライだったが、31分に決定機。相手DFのバックパスミスをカットしたバベルがボックス内に侵入。GKとの一対一となったが、ミニョレの身体を張ったブロックに阻まれる。

しかし、34分にはリッツにバー直撃のシュートを浴びたガラタサライは、主導権を握れないまま前半をゴールレスで終えた。

迎えた後半、開始6分にもガラタサライはピンチ。ヴァナケンのスルーパスでディフェンスライン裏に抜け出したデニスがGKと一対一に。しかし、GKムスレラがセーブした。さらに54分、右CKからオケレケの強烈なヘディングシュートが枠を捉えるも、GKムスレラがビッグセーブで凌いだ。

劣勢が続くガラタサライは61分にフェグリがバーを掠めるミドルシュートを放ったが、やはりペースを掴めない。

そんな中、守備に追われていた長友が終盤の82分に魅せる。CKの流れからボックス手前左でルーズボールを拾った長友が右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートは惜しくも枠の左に外れた。

結局、ガラタサライは劣勢ながら敵地で勝ち点1を獲得したが、レアル・マドリーとPSGの牙城を崩すための3ポイントは逃す形となった。