長友は左SBでフル出場。惜しいミドルシュートを見せたが、ゴールを捉えられず。 (C) Getty Images

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 現地時間9月18日、前日に引き続き、各地でUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ開幕戦が行なわれ、グループAでは日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライが、ベルギーのクラブ・ブルージュと対戦し、スコアレスドローに終わった。

 長友佑都は定位置の左SBで先発。ガラタサライは先日加入が発表されたコロンビア代表FWのファルカオも先発に名を連ねた。

 試合開始直後から中盤での競り合いが続き、お互いになかなかゴール前までボールを運ぶことができない。

 ガラタサライ最初のチャンスは31分、ライアン・バベルが自陣からのロングフィードに反応。DFのクリアミスを拾って強烈なシュートを放つが、GKに弾かれる。

 しかし、その直後からホームチームが少しずつ攻勢を強めた。34分、ベルギー代表MFハンス・ファナケンがポスト直撃のシュートを放ったことを皮切りにボールが回り始め、ダビド・オケレケ、エマヌエル・デニスの2トップがガラタサライに襲い掛かる。

 スコアレスで前半を折り返した両チーム。50分、54分とC・ブルージュが決定機を迎えるが、ガラタサライGKのフェルナンド・ムスレラの好守で失点を回避する。

 長友は度々左サイドを駆け上がりチャンスを伺い、66分にはバベルとの連係でチャンスを創出。だが、このシュートは大きく枠を外れた。
 
 両チーム交代選手を投入して膠着状態の打開を図る。82分にはCKのこぼれ球から長友がミドルシュートを狙うが、これはわずかにポスト左に逸れた。90分にはCKからファルカオが頭で合わせたが、これもネットを揺らすことはできなかった。

 試合はそのままスコアレスドローで決着。お互いに決め手を欠き、枠内シュートはガラタサライ1本、C・ブルージュ2本、計3本と少なく、いずれもGKの好守によって阻まれている。

 ガラタサライは次節10月1日、ホームでパリSGと、C・ブルージュはレアル・マドリーをホームに迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部