欧州チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦を控え、トレーニングに臨むレアル・マドリードの(左から)ギャレス・ベイル、ティボー・クルトワ、エデン・アザール(2019年9月17日撮影)。(c)GEOFFROY VAN DER HASSELT / AFP

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【AFP=時事】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、18日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)戦での移籍後初先発へ準備を進めているエデン・アザール(Eden Hazard)が、チームに大きな違いを生むだろうとの考えを示した。

 アザールは新生レアルをけん引するスター選手として、この夏イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から1億ユーロ(約119億円)の移籍金で加わったが、大腿(だいたい)部のけがにより前週末まで新チームで公式戦デビューすることができなかった。

 3-2で勝利した14日のレバンテ(Levante)戦で途中出場を果たした28歳のアザールは、フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)に所属していた若手のころからよく知っているPSGのホームスタジアムで、重要な役割を担うことになるとみられる。

 ジダン監督は17日、パルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)で行われた記者会見で、「彼は今自分がいるチームについて理解している。われわれは野心を持ったクラブ。チームはどんなときも良いプレーを見せなければならないことを分かっているし、彼にはそれに対応できるだけの強い個性がある」とコメントした。

「彼はレアルの重要な選手になっていくだろうし、素晴らしい未来が待っているだろう」

 レアルとPSGの勝ち上がりが予想されているグループAには、トルコ王者のガラタサライ(Galatasaray)とベルギーのクラブ・ブルージュ(Club Brugge)が入っている。

 レアルとPSGの直接対決では何人かの主力選手が欠場することになるが、それでも両チームの現在の立ち位置を示す一戦になるだろう。

 レアルはセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)とナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')が出場停止処分となっており、さらにマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)も負傷しているため、この試合でDFラインの3人を欠くことになる。また、バロンドール(Ballon d'Or)受賞者のMFルカ・モドリッチ(Luka Modric)も鼠径(そけい)部を痛めている。

 ジダン監督は「両チームには多くのことが期待されているが、まだシーズンの序盤だ。われわれはあらゆる点で確実に良くなるはずだし、そうならねばならない。それはパリ(PSG)も同じだ」と続けた。

■PSGはネイマール、エムバペ、カヴァーニの3人が不在

 PSGのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に言い渡されていたチャンピオンズリーグにおける出場停止処分が、17日に3試合から2試合に軽減されたが、それでも同選手はこの一戦に出場することができない。

 キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が負傷中のPSGは、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)もコンディションが整っておらず、さらにティロ・ケーラー(Thilo Kehrer)、コラン・ダグバ(Colin Dagba)という2人の右SBもレアル戦を欠場する。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「チームは落ち着いている。何人かの選手を欠くことになるが、それはレアルも同じ」と語った。

「本当に残念だが、選手たちを信頼している。良いメンバーを起用し、レアルを苦しめられると確信している」

 トゥヘル監督はまた、先日のレバンテ戦で2得点を挙げたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がもたらす脅威を警戒している。

「ベンゼマは世界で最も過小評価されている一人だ」「彼はまるで25年もレアルのセンターフォワードやっているような選手! われわれは彼を恐れていないが、ワールドクラスの選手だ」

【翻訳編集】AFPBB News