ラグビーW杯日本大会の公式球(2019年9月17日撮影、資料写真)。(c)Odd ANDERSEN / AFP

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【AFP=時事】20日に控えるラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)開幕戦のロシア戦を前に、日本代表のピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)が、自分たちは重圧の中で輝くすべを心得ていると話した。

 これまでのW杯では、基本的に挑戦者の立場が多かった日本だが、初戦の相手ロシアは大会前のテストマッチでイタリアに15-85で大敗していることもあり、勝利が期待されている。世界の注目が集まる一戦に向けて、ラブスカフニはチームが期待に応えることを約束した。

「僕らは長い時間をかけてW杯に向けた準備を進めてきたし、特別な大会になる」「有利とか不利とかは関係ないと思う」「大会前に定めた目標があるし、自分たちに何が期待されているか、何をすべきかはしっかり分かっている」

「プレッシャーがあるからこそ、生きている実感が湧くし、最高の力が引き出される。金曜(20日)の夜はみんなでそれを示したい」

 長谷川慎(Shin Hasegawa)スクラムコーチも、緊張でチームが崩れることはないと話し、それよりもロシア戦を裁くナイジェル・オーウェンズ(Nigel Owens)主審と良い関係を築くことの方が大切だとコメントした。

「プレッシャーは誰もが感じるもの」「これはW杯なんだから、イングランドにも、ニュージーランドにも、南アフリカにもプレッシャーはある。もちろん、それにどう対応するかが大切だ」

 かつてW杯では「お客さん」だった日本だが、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)の下で臨んだ前回のイングランド大会(Rugby World Cup 2015)では、開幕戦で優勝2回の南アフリカを破って脚光を浴び、さらにサモアと米国からも勝利を飾った。

 現在チームを率いるジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HCは、史上初の8強入りを目指しており、それにはロシアの他に世界ランキング1位のアイルランドとスコットランド、サモアが組み込まれたグループAで、おそらくスコットランドを破る必要がある。

 それ以前に、大柄な選手の多いロシアは、昨年11月の対戦で32-27と苦戦を強いられた相手。それでもラブスカフニは過去を振り返ることはせず、「この週末は重要な第一歩になる」「ロシア戦は肉弾戦になるはず。相手も良いチームだし、どれだけ相手のプレッシャーをいなせるか、逆にこちらが圧力をかけられるかの勝負になる」と話している。

 日本は壮行試合で南アフリカに7-41で完敗したが、選手たちに敗戦のショックは見られない。中島イシレリ(Isileli Nakajima)は、「とにかく試合がしたい」と金歯をのぞかせながら笑顔でコメント。「ロシアを甘く見ることはない。南アフリカと同じビッグな相手だし、同じようにリスペクトして臨まないといけない」と続けた。

【翻訳編集】AFPBB News