北海道の世界自然遺産、知床半島で、車を降りて近距離でヒグマを撮影する観光客が後を絶たないという。自然保護活動を行う知床財団によると、今年(2019年)に入ってからのヒグマの目撃数は1170件。冬眠前のこの時期は動きが活発化するという。

15日(2019年9月)に撮影された動画では、ヒグマを見ようと、国道の両側に路上駐車が長い列になっている。知床財団の葛西真輔さんは「3連休は非常にひどかった。通行に支障が出るような状態です」と話す。

これまでには、ヒグマの真横に停車する車もあった。知床財団の職員が注意しても動こうとしない。ヒグマが威嚇するような動きを見せても、」まだ動かない。恐ろしさを理解していないのだろう。

カメラやスマホ片手に「かわいい!」

さらには、車を降りてカメラやスマホを手にクマに近づく観光客がいる。葛西さんは「サファリパークで車から降りるのは危険だと誰もが思うのに、ここ(知床)だとなぜか降りてしまうんですよね。100メートルは離れてほしい」と話す。

司会の小倉智昭「ヒグマにとってはテリトリーなわけですから、そこに入っていったら当然攻撃されます」

三浦瑠麗(国際政治学者)「かわいいとか思って、実際の恐ろしさや大きさを忘れてしまうのだと思うのですが、絶対にやっちゃいけないですよね」

小倉「だれかが犠牲にならないと分からないのかね。車から降りるなんて言語道断です」