官僚への暴行などで禁錮刑に服し、17日に仮釈放されたサッカー元ロシア代表のアレクサンドル・ココーリン(中央、2019年5月8日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP

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【AFP=時事】酒に酔って暴行をはたらき、有罪判決を受けたサッカー元ロシア代表のパベル・ママエフ(Pavel Mamaev)とアレクサンドル・ココーリン(Alexander Kokorin)が16日に仮釈放され、およそ1年ぶりに拘束を解かれた。

 2人は2018年10月、まずモスクワ市内の駐車場で、テレビキャスターを務める女性の車の運転手を暴行し、さらに高級カフェで、今度は産業貿易省で働く韓国系のデニス・パク(Denis Pak)さんら2人に椅子で殴るなどの暴行を加えた。

 事件はどちらも防犯カメラにとらえられており、逮捕された2人は今年5月に禁錮17〜18月の判決を受けたが、今月仮釈放を認められた。裁判前の勾留期間と合わせると、2人は11月の刑期を終えた。

 仮釈放の様子は国営テレビで放送され、黒いパーカーを着たママエフとココーリンは、拘置されていた南西部ベルゴロド(Belgorod)の刑務所を出ると、集まっていた報道陣の質問に答えることなく、足早に車へ乗り込んだ。

 ロシアの各通信社は、FCゼニト(FC Zenit)がすでに、28歳のココーリンとシーズンが終わる来年5月までの契約を新たに結んだと報道。クラブのゼネラルディレクターがTVノーボスチ(TV-Novosti)に対し、「ココーリンと今シーズン末までの契約を締結することを決めた」と話した。

 一方でクバン・クラスノダール(Kuban Krasnodar)は、現在も31歳のママエフを所属選手として公式ウェブサイトで紹介しているが、今年末で切れる契約を打ち切る意向を以前から示している。

 2人はどちらもロシア代表の招集歴がある選手で、ココーリンは2017年末、ママエフは2016年を最後に代表から遠ざかっている。

【翻訳編集】AFPBB News