ベネズエラの首都カラカスの国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長(2019年9月17日撮影)。(c)Matias Delacroix / AFP

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【AFP=時事】野党が主導権を握るベネズエラの国会は17日、新たな選挙が行われるまでの間、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長をベネズエラ暫定大統領として正式に承認した。

 米国はこの決定を「民主派野党勢力の結束力と強さ」を反映するものだとして歓迎した。米国から支持されているグアイド氏は、50か国以上からベネズエラの暫定大統領として認められている。

 ベネズエラのタレク・ウィリアム・サーブ(Tarek William Saab)検事総長は17日、4月30日に起きた蜂起に関与したとして逮捕され、軍事刑務所で拘束されていたエドガル・サンブラノ(Edgar Zambrano)副議長を釈放したと発表した。

 サーブ検事総長は、政府と野党勢力の交渉で部分的な合意に達したことを受け、政府が最高裁にサンブラノ氏の釈放を求めたと述べた。

 前日の16日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が率いる政府は、国会に与党・統一社会党(PSUV)の議員が復帰すると発表していた。ベネズエラ政府は、3年前の選挙でPSUVが敗北した後、野党が主導権を握る国会とは別に政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。

 サンブラノ氏の釈放には、グアイド氏を脇に追いやろうとする狙いがあるとみられる。

【翻訳編集】AFPBB News