モテても幸せが遠のく!? “カスタマイズ女子”を襲う4つ後遺症

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男性視点から見てモテる女性と、同性視点から見て魅力的な女性は違っていることに、もう気づいている人も多いことでしょう。

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モテたい願望が強い人なら、男性の好みに寄せて見た目やしぐさ、言葉遣いなどをカスタマイズするのも、悪くはないと思います。それも「自分に正直に生きる」ことに含まれるのではないでしょうか。

ただし、原型をとどめないほど全面的に自分を変えた結果、せっかく両想いになってもお付き合いを楽しめない場合も。そんな “カスタマイズ女子”が見舞われる、4つの後遺症をご紹介します。

要注意! カスタマイズ女子になるとこんな後遺症が!

1: カスタマイズ状態を続けるのが困難

カスタマイズ人生は、いつまで続くのでしょうか。

たとえばですが、癒し系のおっとりした口調で話す女性は、早口でおしゃべりする女性よりも人気が出やすいです。合コンなどでは、話すペースをいつもより落としただけで、モテ方が劇的に変わる女性もいるほどです。

しかし、本当は頭の回転が速くて早口で話す人が、未来永劫のろのろ運転で話し続ける努力はできないでしょう。気づいたら、途中からいつもの話し方に逆戻りしているのではないでしょうか。

「モテるから」という理由だけでやることは、持続可能ではないのです。お付き合いの中でいずれボロが出ます。

自分自身がその話し方を「いいな」と心から思っていなければ、真に変わるのは難しいのです。

2: 嫉妬深さが倍になる

男性の好みに合わせて自分を変えている女性は、その代償として、嫉妬深くなりがちです。

自分より可愛い子、あるいは可愛くしている子、自分よりもっとモテ能力の高い女性が現れると、「彼氏の目がそちらに向いてしまう……!」という焦りでグラつくことに。

だから、ちょっとしたことで浮気を疑うようになってしまいます。

嫉妬するということは、自分の地位が安定していないというのを自ら認めている状態。彼氏の愛情も自分の魅力度も信じられない状況だと言えます。

しかも、嫉妬が可愛いのはちょっとすねて見せる程度まで。深い嫉妬はおもてに出せない、とても苦しい感情です。

3: 本当の自分を出せなくなる

自分らしさを出すことを極度に恐れるのが、“カスタマイズ女子”。ちょっとした癖や個性を出すと「彼氏に嫌われるんじゃないか……」と怖くなってしまっています。

そして、実際そうなりやすいのです。

別人のようにお化粧して会っていれば、すっぴんに引かれてしまいます。真面目な子を装っているけど本当は遊んでいる子なら、街で友達といるところを彼氏に目撃された時、違和感を持たれてしまいます。

カスタマイズした姿で彼氏をふりむかせたわけですから、隠していた素の部分を明かした時、彼から一気に幻滅されてしまう可能性は、かなり高いでしょう。

4: 本当の自分が分からなくなる

それでも、「自分を見せたら嫌われる……」と思っている方がまだ健全かもしれません。もっと重症なのが、本当の自分が分からなくなってしまうことです。

相手に合わせすぎて自分を引っ込め続けているため、自分で自分を見失ってしまう……。日本人女性には多いタイプかもしれません。

今、自分が何を感じているのか、幸せなのかそうじゃないのか、楽しいのかつまらないのか。自分がどうしたいのかさえ分からない……つまり、夢や希望がない、なんてこともあります。

これも、キャラを“カスタマイズ”してきた弊害です。

これは、男性から好かれるようにふるまう自分を、自分自身が好きでいられるかが分かれ目ですね。

「大好きな彼がそれで喜んでくれるなら、自分らしさなんてどうでもいい!」などと言い切れる女性だったら、意外と困らないかも。

ただ、無理をしてカスタマイズしている場合、幸せにはなれません。意中の人に思いが通じた頃には、自分で自分がイヤになっているリスクを抱えています。

相手のために自分が変わろうとする気持ちも尊いものだけど、やりすぎ厳禁。彼氏も自分も好きでいられるような恋愛がいいですね。