2018年9月26日、国連総会で演説する文大統領=(聯合ニュース)

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【ニューヨーク聯合ニュース】第74回国連総会(会期1年)が17日、米ニューヨークの国連本部で開幕した。

 総会のハイライトとなる一般討論演説は24〜30日に行われる。

 各国の代表は総会に合わせ、2国間会談も開く。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任後3年連続で総会に出席し、24日に一般討論演説を行う。トランプ米大統領との首脳会談にも臨む。

 非核化問題を巡る米朝のメッセージが注目される中、北朝鮮は平壌から代表を派遣しないようだ。北朝鮮は3年連続で李容浩(リ・ヨンホ)外相が出席していた。今回は金星(キム・ソン)国連大使が30日に一般討論演説を行う見通しだ。

 一般討論演説でトランプ氏は北朝鮮の核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の中止を自身の実績としてアピールし、北朝鮮に改めて融和的なメッセージを発するとみられる。北朝鮮側はトランプ氏への非難は控えながら、対北朝鮮制裁の緩和を重ねて求める見通しだ。