Apple Watch Series 5のコンパス機能、磁石入りバンドが干渉する可能性あり
Apple Watch Series 5にて追加された新要素の1つに、方角が確認できるコンパス機能があります。これは真北を指す針とユーザーが向いている方角が表示され、傾斜や高度、緯度や高度が確認できるというもの。

この新機能につき「一部のバンドに含まれている磁石が干渉することがある」但し書きが、アップル公式サイトにあることが報じられています。本記述を発見したのは、米アップル関連情報サイトMacRumorsです。米国サイトと同様に、日本版のバンド公式紹介サイトでも一番下に小さく「一部のバンドに含まれている磁石がApple Watch上のコンパスに干渉することがあります」との記載が確認できます。

ここで言われる「一部のバンド」とは、具体的にはミラネーゼループ、モダンバックル、レザーループといった3種類のこと。スポーツバンド、スポーツループ、リンクブレスレット、ナイキ、エルメスバンドには磁石は含まれていません。

コンパスは製品ページでもSeries 5特有の機能とされていることから、おそらくwatchOS 6側のソフトウェアではなく、追加された内蔵ハードウェアにより実現しているものと考えられます。

それ以外の注意書きはないことから、Apple Watch Series 5であれ、磁石入りバンドの使用はコンパス以外には差し支えないはず。ですが、山歩きにApple Watchを使ったり、Googleマップなどで方角を見失いやすい人は、注意しておく方が良さそうです。