オリジナルだるまにご満悦! - ジェイコブ・バタロン(左)と宇垣美里(右)

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 映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のブルーレイ&DVD大ヒット祈願イベントが16日に都内で行われ、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンの親友ネッド役のジェイコブ・バタロンが登壇し、撮影時の知られざるエピソードを明かした。イベントには、「東京コミコン2019」広報部長を務めるフリーアナウンサーの宇垣美里も出席し、映画コメンテーターの有村昆がMCを務めた。

 スキンヘッドに眼鏡と、普段はネッドと風貌が変わるジェイコブ。しかし、愛きょうはネッドと変わらず、「ずっと応援してくれてありがとう。皆さんの応援がなければ僕はここにはいません。これからもアメイジングな『スパイダーマン』を作っていくよ」と笑顔であいさつ。初めての日本を満喫しているようで、「秋葉原、渋谷、明治神宮に行って、権八(飲食店)で食事をしたんだ。洋服やおもちゃなど、たくさん買い物もしたよ」と明かすと、大好きなアニメだという「ドラゴンボールZ」や「機動戦士ガンダム」について、通訳が訳しきれないほどのトークを展開し、「オタクとしては夢のようだよ」と感慨をにじませた。

 『ファー・フロム・ホーム』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、スパイダーマンことピーターの新たな戦いが描かれる。ジェイコブは「今作は、前作に比べていろんな要素があって、(クラスメイトの)ベティとのロマンスもあって楽しかったよ。ベティ役のアンガーリー・ライスさんはすごくいい人で、とても演じやすかった」と撮影当時を回顧。宇垣からネッド役のオファーをもらった時の率直な気持ちを聞かれると、「まさか、自分よりも若くて重要な役が来るなんて思っていなかったから圧倒されたよ」と振り返った。

 また、「ほとんどのシーンが実はアドリブ」と打ち明けたジェイコブは、ピーターを「ナイト・モンキー」と呼ぶシーンに関して、「いろんな名前を言っていたけど、『ナイト・モンキー』が一番ウケたから使われたんだ」と説明。さらに、ホテルの部屋でのピーターとMJ(ゼンデイヤ)のシーンについては、「アドリブはいっぱいあったけど、使われなかったものもあるんだ。それはDVDの特典映像として入っているんじゃないかな」とファンの期待をあおった。

 そんな本作は、全世界興行収入において、ソニー・ピクチャーズ史上歴代1位を記録。そのお祝いに、宇垣からオリジナルだるまを贈呈されたジェイコブは、「スーパーハッピーになったよ」と感激。本作のブルーレイ&DVDの大ヒットを祈願し、鏡開きも体験すると、樽の中のお酒を一舐めして「美味しい!」と喜んでいた。(取材:錦怜那)

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ブルーレイ&DVDは12月4日発売、11月6日デジタル先行配信