「まだマドリーに戻らない方が…」ソシエダ移籍のウーデゴール、夏の決断を振り返る

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今夏、レアル・マドリーからソシエダにレンタル移籍で加入したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(20)が、今夏の移籍や現在の自身の立ち位置などについて語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

“神童”と呼ばれたウーデゴールは、2015年1月に16歳でマドリーと6年契約を締結。加入当初は実力者揃いのトップチームに定着できず。それでも2017-18シーズンにはヘーレンフェーン、昨シーズンはフィテッセとオランダでの武者修行で着々と経験値を上げ、今夏は新たにソシエダへのレンタル移籍を決断。その後、マドリーとも2023年まで契約を延長している。

そのウーデゴールが、マドリーとの契約延長を含めた今夏の決断について以下のように振り返っている。

「昨シーズンの終わりには、まだマドリーに戻らない方が良いと思った」

「マドリーには有名な選手がたくさんいて、ポジションを巡ってたくさんの競争があるからね」

「僕が新たにレンタル移籍を求めた方が良かったことは明らかだった。それをクラブも受け入れたんだ。だから僕らはすぐに決断した」

「でも僕の目標はレアル・マドリーでプレーすることだよ。だから彼らとの契約にサインをしたんだ」

「この2年間で僕は大きく成長したと感じている。より良い選手になれたと思うし、成熟し、年を重ねて、フィジカル的にも強くなっていると思う」

「初めてスペインに来た16歳の時よりも感覚が良いんだ。もちろん今の年齢がそう思わせてくれているんだろうけどね」

ソシエダにレンタル移籍した今シーズン、ウーデゴールはここまでのリーガエスパニョーラ4試合で2ゴールと好調さを披露している。将来のレアル・マドリーでの活躍を夢見る神童は、戻ってきたスペインの地で輝きを放てるか。