湖で船に乗る家族(2017年5月7日撮影、資料写真)。(c)GEORGES GOBET / AFP

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【AFP=時事】米テキサス州で10歳の少女が脳を食べる珍しいアメーバに感染し、病院で死亡していたことが分かった。遺族が16日、発表した。同州の川で泳いだ際に感染したとみられている。

 亡くなったのはリリー・メイ・アバン(Lily Mae Avant)さん。9月初旬のレーバーデー(労働者の日、Labor Day)の連休に川と湖で泳ぎ、翌週末に頭痛と高熱に見舞われたという。病状はすぐに悪化し、アバンさんは地元の病院を受診した後、フォートワース(Fort Worth)の小児専門病院に転院した。

 州保健当局は地元メディアの取材に対し、アバンさんは「フォーラー・ネグレリア」といういわゆる脳を食べるアメーバによる感染症、原発性アメーバ性髄膜脳炎を発症していたと説明した。このアメーバは鼻などから体内に侵入し、通常、感染から1週間ほどして初期症状が現れる。

 保健当局の広報担当者は地元テレビ局KWTXの取材に対し、問題のアメーバはテキサスをはじめ米国全土の淡水に生息し、特定の水域の危険性が特に高いということはないと話した。また毎年何百万もの人々が湖や川で泳いでいることを考えると、感染は非常にまれだと述べた。

【翻訳編集】AFPBB News