[BIRTV2019]Vol.08 Pilotfly、カメラをあらゆる方向に向けてもモニターの角度は保てるスマートトラッキングローラー「Pilotfly Cavalier」を展示

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txt・構成:編集部

モニターやライトを一定方向に固定可能な「Pilotfly Cavalier」

Pilotflyは2013年設立の台湾を拠点とするブランド。主力製品はスタビライザーだ。ブースでは、ハンドヘルドスタビライザーの「Pilotfly H3」とスマートトラッキングローラーの「Pilotfly Cavalier」がBIRTV初公開として展示されていた。

Cavalierは、カメラに付けたモニターやライト、マイクをどこに向けても常に同じ角度を保てるアクセサリー。俯瞰で撮ってもアオリで撮っても常にモニターの角度は水平を保つことができる。

スマートトラッキングローラーの「Pilotfly Cavalier」。Pilotflyの公式Webでもまだ紹介されていないカメラを下に向けた状態。モニターの角度は変わらないカメラが水平の状態カメラを上に向けた状態。モニターの角度は変わらない

ライトやアクセサリーは、1/4インチのネジによる取り付けが可能。水平に保つフォローモードと固定するロックモードの2種類がある。

これまでのジンバルはキャリブレーションの設定が面倒だったが、Pilotfly Cavalierは自分の使いたい角度にぐっと合わせるだけでその場所でキープしてくれる。

BIRTV展示時点ではプロトタイプで、発売は10月を予定。価格も最終的に決定していないが、600元から700元ぐらいになるのではないかという。日本円で約1万円ちょっとぐらいだ。

Cavalierの本体。一軸の部分だけで販売されるシネマカメラや一眼レフカメラに対応するハンドヘルドスタビライザーのPilotfly h3も同じく初公開されていた

スマートフォンのアプリからカラーを設定できるRGBCW LEDビデオライト「AtomCube RX1」

AtomCUBE RX1は、コールドホワイトとウォームホワイト、RGBのLEDビーズが埋め込まれているポケットサイズのビデオライトだ。広い色温度と高いCRIを特長としており、2500Kから8500Kの可変カラーダイヤル、360色のRGBモード、0〜100%の調光が可能。

AtomCUBE RX1のユニークなところは、Bluetoothを使って255台まで接続可能なところ。iOSとAndroidに対応したAtomCUBEアプリによって、明るさや色温度をリアルタイムで制御できたり、複数のLEDライトをグループ分けしてコントロールできる。

ボケットサイズのビデオライトAtomCUBE RX1。アルミニウム採用で放熱性を向上させているスマートフォンアプリで対応。多数のライトをグループを作って簡単にコントロールすることができるAtomCUBE RX1は255台まで同時に連携可能。4台または6台向けにメーカー純正のジョイントアクセサリーも発売されるtxt・構成:編集部
Vol.07 [BIRTV2019] Vol.09