ブンデスリーガ第4節目にして、今シーズン初勝利を手にする事ができた、FCアウグスブルクとフィリップ・マックス。「長い間ハマってしまったけど、この結果を掴み取ることができたよ」と喜びをみせた25才だが、しかしながらその一方でこの夏、自身は移籍騒動へと揺れる日々を過ごしていた。

 キャリアのステップアップを果たすべく新天地を模索していることを公言していた左サイドバックに対しては、CL出場クラブであるアタランタ・ベルガモからの関心が伝えられていたものの、アウグスブルクが希望する買取ではなく、あくまでレンタルでのみ獲得を模索。おそらくはアウグスブルクが設定する高額がネックにもなっただろうが、マネージャーのロイター氏が「買取のオファーはなかった」と語るように、最終的に移籍で合意へといたることはなかった。

 「つらい時期を過ごしたね、正直」と、初めてこの夏の自身の移籍騒動について語ったマックスは、「徐々にだけど、気持ちを切り替えて、サッカーに集中できるようになっていける」とコメント。最終的には2022年まで契約を残す、アウグスブルクへの残留へと考えをシフトさせていった、ひとまずのところは。

 また今回の代表戦期間でぇは、足首の負傷を抱えていたマックス、そして結果が残せなかったチームも「うまくこの期間を利用して、不足していたところに取り組んでいけたよ」とマックス。フランクフルト相手の勝利に、「最後まで相手を苦しめていたし、また良い結果を手にできるように全力を尽くす事ができていた」と胸を張る。これこそがチーム再建をはかるアウグスブルク、そして移籍騒動にゆれたマックスが浮上していくために求められていることだといえるだろう。