バングラデシュの首都ダッカで、犯罪現場周辺に張られた規制線(2017年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】バングラデシュの警察当局は10日、集団レイプ被害に遭った女性が加害者の一人との結婚を警察署内で強要されたとの訴えを受け、当局者2人に懲戒処分を科したと発表した。

 被害者の女性は子ども3人を抱える母親で、同国北部パブナ(Pabna)県で先月29日から31日の間、5人の男によって部屋に閉じ込められ、複数回にわたり性的暴行を受けたと訴えていた。

 この女性の兄弟が今週、同国の英字紙デーリー・スター(Daily Star)に語ったところによると、警察署にいた当局者らが被害者の女性に対し、夫と離婚して主犯の男と結婚するという内容の文書に署名するよう強制したという。

 婚姻は、女性が先週告訴を最初に試みた際に成立したとされ、警察当局は12日、容疑者らの訴追を阻止するたくらみの一環だったとみられると説明した。

 パブナ警察の副本部長はAFPの取材に対し、レイプ事件の被害者と主犯の容疑者が結婚するよう手を貸していたとして、警部補1人を停職処分としたと明かした。また、警察署の構内で今回の婚姻の成立を許したとして、警察署長を解任したという。

【翻訳編集】AFPBB News