ビールを飲むスタイルの変化とともに、のどごし以外にも色々な楽しみ方が生まれているクラフトビール。その源である“香り”を支えているのはホップの存在です。日本産ホップの価値と活動を盛り上げるべく、クラフトビール作りに携わる方達とともに始まった「Fresh Hop Fest」。一体どのようなイベントなのでしょうか、〈スプリングバレーブルワリー東京〉で行われた発表会に行って来ました。

「フレッシュホップフェスト」って?

今年も頑張ります!と熱く意気込みを語っていた、参加ブルワリーの皆さん。

クラフトビールの要である、ホップ。日本ではクラフトビールの認知度の広がりとは逆に、農家の高齢化に伴ってホップ農業は減少傾向にあると言います。一方アメリカでは、広大な敷地を全てホップ畑にしてしまうほどホップ産業が勢いにのっており、“アメリカンクラフトビール”が次々誕生。アメリカの成長産業になっています。〈スプリングバレーブルワリー〉ではこの状況から日本産ホップを守るべく立ち上がり、生産者・消費者を支えながらホップの魅力を伝える様々な活動を実地。そのうちの一つが、今年で5年目となる「Fresh Hop Fest」です。

毎年テーマを決め、参加ブルワリーも年々増えている。

通常のクラフトビールでは乾燥させたホップを使用することが多いですが、こちらのイベントでは日本産フレッシュホップ(=その年に収穫された生ホップ)を使用。日本ビアジャーナリスト協会や全国のクラフトブルワリーをはじめ、ホップ生産者、各地の販売店や飲食店と手を取り合い、日本産フレッシュホップを使ったクラフトビールの良さや美味しさを拡散しています。今年は過去最大81ブルワリー、1,500店以上の飲食店が参加。大規模なクラフトビールのお祭りと言えそうです。今回はフェスに参加する一部のクラフトブルワリーをご紹介します。

1.ろまんちっく村の地ビール/栃木

ろまんちっく村の代表格「麦太郎」と、ローズヒップを使用した 新作クラフトビール「ROSE」。

ラガービールを中心に、地元・栃木に愛されている、「ろまんちっく村」のビール。宇都宮産の二条大麦を使用し、東京ドーム10個分(6ヘクタール)もある広大な敷地で栽培をしています。2012年頃からホップ栽培も開始し、収穫体験などのイベントも積極的に開催中です。

2.籠屋ブルワリー/東京

左から、すっきりとした味わいの「渾の花 麹BRUT」と「國平雄町玄米ラガー」。

「和食に合わせる日本のビール」をコンセプトに、日本の伝統的な醸造作りを使ったビールを製造。地元農家と契約して栽培したホップを使用、今年の新作ビール2つは地元・狛江市のお祭りでも振る舞われる予定です。

Hanako注目のクラフトビールイベントは?

試飲会で配られた初摘みホップ使用のクラフトビール。鼻に抜ける香りが爽やか!

昨年大盛況に終わった「GINZA de FRESH HOP FEST」を10月12日(土)〜13日(日)、銀座ソニーパークB4F〈BTG〉にて今年も開催。こちらでは30以上のブルワリーが集まる予定で、全国各地のクラフトビールが大集結します。日本産フレッシュホップの魅力に触れて、クラフトビールを思う存分楽しみましょう。

クラフトビールサーバー〈タップマルシェ〉でも限定発売!

ホップのイラスト入りのラベルが可愛らしい「SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest」。

全国の飲食店でクラフトビール専用サーバーとして導入がすすむ〈タップマルシェ〉。こちらでも数量限定発売されるのは2種類。5年連続5回目の「SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest」と、茨城県産小麦と横手産の生ホップを数種類使用した「常陸野ネスト Hop Fest 2019」です。「SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest」は昨年好評だったビールのレシピをそのままに、年度ごとに摘みたてのホップの香りを楽しめるビールとなっています。今年は岩手県・遠野のホップ「IBUKI」を使用。柑橘系の爽やかな香りが特徴です。

「フレッシュホップフェスト 2019」

■期間:〜11月30日(土)
■開催場所やラインナップなどは公式HP(freshhop.jp)にて随時更新。