納谷

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 ◆大相撲秋場所7日目(14日、両国国技館)

 昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫、東幕下10枚目・納谷(19)=大嶽=が西8枚目・舛東欧(千賀ノ浦)を押し出して2勝2敗の五分に戻した。

 立ち合いで少し遅らせたのは作戦だった。一呼吸置いて立ち、その後は一気に前に出て土俵の外に押し出した。「手も足も良く出た? ハイ、良かったと思います。相手は大きいので、しっかり当たって前に出ようと思いました」

 立ち合いを遅らせた理由は舛東欧の取り口にあった。186センチ、164キロの大きな体ながら、はたき込みを得意にしている。舛東欧の決まり手では2番目に多い必殺技でもある。「全力で引いてくるイメージがあります。そこは意識していました。起こす感じでいきました」。相手をしっかり分析して初対決を制した。

 0勝2敗のスタートでも落ち着いていた。取組がない日は十両以上の力士の取組を必ずチェックして、参考にしているという。「(2連敗しても)内容は良かったので、心的には変わらなかったです。あと3番、勝つつもりでいきます」と気を引き締めていた。