<大相撲秋場所7日目>突き倒しで琴手計(右)に敗れた豊昇龍(撮影・西海健太郎)

写真拡大

 ◇大相撲秋場所7日目(2019年9月14日 両国国技館)

 自己最高位、西幕下4枚目の琴手計(20=佐渡ケ嶽部屋)が勝ち越しに王手をかけた。東幕下5枚目の豊昇龍(20=立浪部屋)を懐に入れず、はたきを交えながら突っ張って、最後は力強く突き倒し。3勝1敗とした一番を「引いてしまったんですけど、そのあと自分から攻めることができて良かった」と振り返った。

 埼玉栄高時代は、同学年で日体柏高に在籍していた豊昇龍と1度だけ対戦して敗れていた。プロでの初対戦は「どうしても意識してしまう部分がある」と気負いはあったが、土俵に上がれば「立ち合いでしっかり踏み込んで、まわしを取らせないようにしようと思った」と自分の相撲に集中できた。

 勝ち越せば九州場所での新十両も見えてくる。「一番一番、気を抜かないでやるだけ。後半に緩んじゃうところがあるので、オンオフを切り替えていきたい」と気を引き締めていた。

 埼玉栄高で琴手計と同期の東10枚目・納谷(19=大嶽部屋)はハンガリー出身の西幕下8枚目・舛東欧(33=千賀ノ浦部屋)を送り出した。「相手は大きいので、しっかり当たって前に持っていくことを考えた。全力で引いてくるので、下から一つ起こす感じで」。イメージ通りの内容で、2勝2敗の五分の星に戻した。