俳優の榎木孝明(63)が14日、東京・有楽町スバル座で企画・主演した映画「みとりし」(白羽弥仁監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 榎木が10数年前、人生の最期を看取る人たちがいる話を聞き「衝撃を受けた。尊く温かい“別れ”があることを知って欲しいと思った」という。看取り士を演じるにあたり、実際に認定試験の講座も受けて臨んだ。

 「日本は死を遠いものでマイナスにとらえがち。でも生と死は表裏一体。死を考えることは、生をより理解することでもある」と話した。「公開されてこれで終わりでなく、まだ半分。これからも伝えていきたい」と時間をかけて見続けられることを願っていた。