FIBAバスケットボール・ワールドカップ、準決勝、アルゼンチン対フランス。観客に手を振る元米国代表のコービー・ブライアント氏(2019年9月13日撮影)。(c)Greg BAKER / AFP

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【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)の元名選手であるコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏は13日、「1992年バルセロナ五輪のような『ドリームチーム』時代は過去のもの」との見解を示し、FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2019)で優勝を逃した母国チームを擁護した。

 中国で開催されている今回のW杯でビッグネームを欠いている米国は、11日の準々決勝に続いて12日の順位決定予備戦でも敗れ、残るは7位決定戦だけとなった。現在五輪で3大会連続金メダル獲得、W杯では2連覇中であるなど、国際大会で長らくトップに君臨してきた同国にとっては、残念な結果となっている。

 その原因として、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を筆頭とするNBAのスーパースターの不在に大きな注目が集まっているが、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレジェンドとして知られるブライアント氏は、「最高の選手をコートに送り出したとしても、厳しい試合が待っている」「楽勝というわけにはいかない」と述べた。

 2008年と2012年の五輪で金メダルを手にした実績を持つブライアント氏は、「1992年バルセロナ五輪のような『ドリームチーム』時代は過去のものだから、戦いは厳しいものになるだろう」と話した。

 輝かしいスター選手が勢ぞろいし、スポーツ界最高のチームと称されている1992年の金メダル軍団に対し、現在の米国は今回のW杯出場国の中でも最も若いチームとなっており、来夏に開催される東京五輪のタイトル獲得も危ぶまれる状況に直面している。

 41歳のブライアント氏は、「他の国が米国に追いついてきているという話ではない」「もうだいぶ前から他の国が追いついていて、今や米国が勝ったり負けたりする域に到達しているということだ」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News