9日、中国青年網は、インドネシアで先月下旬、税関職員へのチップ支払いを拒んだ中国人観光客が入国を拒否される問題が起きたと報じた。写真はスカルノ・ハッタ国際空港。

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2019年9月9日、中国青年網は、インドネシアで先月下旬、税関職員へのチップ支払いを拒んだ中国人観光客が入国を拒否される問題が起きたと報じた。

記事によると、この問題の当事者はシンガポールで働く劉さんとその家族。両親と姉、おいと一緒に先月24日から1泊2日の日程でバタム島を訪れる予定だったが、劉さん以外は通過を認められなかった。家族はある部屋に連れて行かれ、劉さんは普段着姿の税関職員2人から「中国のパスポートにはノービザが認められているが家族が持つシンガポールの観光ビザはもうすぐ期限切れになる。家族1人につき15万ルピア(約1200円)払えば通れる」と告げられたそうだ。

劉さんはその場で家族がシンガポールから中国に帰るための航空券を見せたりしたが、状況は変わらなかった。その後、制服姿の職員が「通過拒否」とする手続きを行ったという。劉さんはこの件を「自分は仕事がら出張が多く、パスポートにはいろいろな国のスタンプが押してある。一方、家族のパスポートは新しく、これと何か関係があるのではないか」などと振り返っているそうだ。

記事では「チップを求められるも払った後、スムーズに通れた」という男性の例も取り上げられており、この男性は国際会議出席のため16年1月にインドネシアを訪れたのが自身にとって初の出国だったことを説明。男性は「パスポートにたくさんの国のスタンプが押されてから、こうした問題は起きなくなった」と強調したという。(翻訳・編集/野谷)