JR九州大分鉄道事業部大分車両センターは、JR牧駅に隣接する車両基地です。

日豊本線、久大本線、豊肥本線を走る車両の検査や修繕補修の基地として稼働しています。

こちら、社会科見学や鉄道の日にあわせたイベント以外では個人での見学は不可のスポットですが、施設の周辺から基地内をのぞき見できます。

今回は『大分車両センター』の基地内をのぞき見できるスポットを紹介していきましょう。

牧跨線橋から車庫内をのぞき見!

大分車両センターをのぞき見できる第1スポットは、車両センターをまたぐ高架橋の『牧跨線橋』の上です。

付近にはショッピングセンターがあるので、見学時の水分補給をかねて飲料を購入しておきましょう。

駐車場から徒歩2分で牧跨線橋に到着です。

下り方向を見ると、JRに牧駅と隣接した車庫が高い位置からのぞき見できます。

なんと、のぞき見をはじめて最初に目に入った車両がJR九州自慢のD&S列車『或る列車』でした。

ラグジュアリーな客車で極上スイーツが楽しめる或る列車は、主に週末運行。

この日は木曜日だったので、庫内でお休み中でした。

数年前まではこの位置から懐かしの485系国鉄色が拝めたのですが、2016年に廃車になったそうです。

牧跨線橋から上り方向を見ると、転車台がのぞき見できます。

この日はキハ185系『九州横断特急』のほか、久大本線・豊肥本線を走るキハ125形気動車、大分県内全線で見られるキハ220形気動車がありました。

また、牧跨線橋下り方向では、洗車機ものぞき見できます。

この日は体感温度が40℃を超えたといわれていましたが、まだレールの周辺が水に濡れているところを見ると洗車から間もない様子でした。

萩原下郡線歩道橋から基地全体をのぞき見

牧跨線橋南の交差点を南東に歩くと、徒歩1分で大分車両センターの正門に到着します。

無許可での立ち入りは厳禁ですから、ここはグッと我慢してさらに南東へと歩きましょう。

大分車両センターの正門から徒歩2分で、萩原下郡線歩道橋に到着です。

自転車利用が可能な長いスロープ式の歩道橋ですが、最上段までのぼると大分車両センターが一望できる最高の眺めに出会えます。

豊肥本線を走るキハ147形は、九州色の象徴である上部の青いラインが目立ちます。

その隣にはDE101753機関車。

数カ月先の予約も満杯といわれる高級クルーズトレインの『ななつ星in九州』の回送にも使われているシックな車両です。

さらに目をひかれたのがキハ183系気動車『あそぼーい!』。

2016年に熊本地震が発生してからは博多駅を起点に大分・長崎と器用な運行をしていた車両ですが、現在は別府・阿蘇の間を金〜日曜日を中心に1日1往復で元気に運行しています。

個人的には旧カラーの「あそ」も好きでしたが、ツートンにマスコットキャラクター「くろちゃん」を配したあそぼーい!は意外な高級感が漂っています。

そのほか、日豊本線では『にちりん』として運行している787系、筆者がイチオシの885系『白いソニック』も遠目ながらのぞき見できました。

JR九州の車両好きならぜひ『大分車両センター』をのぞき見してみよう!

東九州を中心に運行している車両に出会える大分車両センターは、近場に便利な駐車スポットもあり、車両庫見学にはおすすめです。

曜日や時間帯によっては、今回のように『或る列車』や日豊本線・久大本線・豊肥本線の特急車両にも出会えるので、ぜひのぞき見に行ってみましょう。

ただし、周辺は交通量が多い道路で路上駐車などは大変な迷惑になるので、マナー違反にはならないようにご注意を!

記事/写真:鷹橋 公宣