突然ですが、あなたはどんな財布を使っていますか? 貯めている人は財布の使い方にひと工夫あるそうです。その全貌を探るべく、1000万円を貯めた人の財布の中身を、徹底調査してみました。


貯めた人はどんな財布を使っている?

【100人アンケート】貯めている人が使っている財布



財布の使い方は十人十色。それぞれが貯めやすいように使っている模様。そこで、1000万円を貯めた100人に、どんな財布を使っているかをアンケートで聞いてみました。

●Q1 財布の中に入れているものは?

1位 お守り 45%

2位 自分や家族の名刺 20%

3位 写真 6%

なんと1位はお守り! 貯めている人の半数近くがお守りなどの縁起物を入れていました。寺社仏閣のお守りや「雑誌についていた金運アップのカード」などから、「好きな俳優のクオカード」といったテンションアップにつながるものまでさまざま。


「毎年、初詣で引いたおみくじについてくる金のお守りを入れています。今年はおたふく」(埼玉県・40歳)


「財布に入れておくとお金に困らないと聞き、鎌倉の銭洗い弁天のお守りを入れています」(山口県・34歳)

●Q2 財布の値段は?


3〜5万円程度が多数派という結果が明らかに。

なかには「ルイ・ヴィトン」や「グッチ」など10万円以上のものを愛用する人も。

●Q3 一つの財布を使い続ける期間は?


3年以上使い続けている人が7割近くにも。Q2の結果も合わせると、よいものを長く大切に使うのが貯まった人の流儀のようです。


「機能がなくならない限り買い替えない」など、長く丁寧に使う傾向が見られました。

続いて、実際に貯めた人の財布術を詳しく見ていきましょう。

家計費とおこづかいはあえて分けずにひとつの財布に一元化




これが1000万円貯まるお財布!ひとつの財布に節約の工夫をつめ込んで、自分のペースで貯金1000万円を達成した本木奈緒子(仮名)さん。
財布を費目などで分けず、ひとつにすることで家計管理を簡略化しています。

「細かく予算を決めるとストレスになって使いすぎるので、先取り貯金以外は予算立てをせず、ざっくり管理。トータルで出費をチェックしやすい今の財布のかたちになりました。月ごとのアップダウンがあっても、年80〜100万円貯められればOKと、ゆるく考えています」

そんな本木さんが愛用しているのが、キャスキッドソンの二つ折り財布。カードポケットが階段状になっていて、ひと目でカードが見渡せる点が購入の決め手に。
財布の中に詰まっている“貯まる仕組み”を紹介します。

【本木奈緒子さん(仮名・45歳)のプロフィール】
・家族構成/夫(43歳)、長男(17歳)、長女(15歳)の4人家族
・世帯年収/620万円
・現在の貯金額/1050万円
・最高貯金額/1050万円
・達成までの期間/18年

●小銭入れには割引クーポンも


仕切りで分かれた小銭入れは、片方をクーポンの収納場所に。
「JAFの会報誌についてくるドラッグストアのクーポンなどを切り抜いて入れています」
財布が膨らまないように、クーポンは必ず使うものだけを厳選します。

●金券、図書カードは優先的に使う

モニターでもらう金券や図書カードは、カードポケットの裏側の収納が定位置。
「財布の中で迷子にならず、必要なときにすぐに取り出せるようにしています」
優先的に使うので、家計費からの支出が減って貯金に結びつく仕組みです。

●費目は細かく分けず年間のバランスで考える


家計費もこづかいも、全部まとめてこの財布で管理。
「あちこちからお金やカードを出して使うより、シンプルで簡単。買い物をしたら店名と金額だけ家計簿につけ、月の収支、年間収支を出して、貯金額とともにチェックします」

●ポイントカードは専用ポーチに入れ、財布の中には3枚だけに


財布に入っているポイントカードは、よく行くスーパー、ドラッグストア、Tポイントだけ。
「ほかのカードはポーチに入れ、中の仕切りで食品系、ファッション系に分けています。持ちすぎないよう、年に1回は枚数を見直しします」

●クレジットカードは用途ごとに2枚を使い分け


楽天、無印良品のカードを使用。
「ほぼ楽天カードを使い、年間で1〜2万ポイントをゲット。無印良品のカードは使用頻度が低くても、有効期限が無期限の『永久不滅ポイント』が貯まり、気づくとかなりのポイントになります」

たかが財布とあなどってはいけません。お金を管理する大切なアイテムですから、どんな財布を選ぶか、どうやって使うかが、家計管理を大きく左右するようです。

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>