高橋遥(中)の乱調が誤算だった

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 阪神は12日のヤクルト戦(甲子園)に2-12で大敗。前夜に復活した自力でのCS出場の可能性が一夜にして再消滅した。

 悲願のAクラス入りへ、わずかな望みを託されマウンドに送られた高橋遥人投手(23)の乱調が誤算だった。初回に立ち上がりを攻められ、バレンティンに32号2ランを許すなど3点を失うと、4回にも4安打の集中砲火を浴び5失点と大炎上。4回を投げ被安打7、自己ワーストの8失点の内容で最下位・ヤクルト打線にKOされた。前回登板の広島戦(6日=マツダスタジアム)でも4回6失点と低調な内容に終わり、雪辱を期して臨んだが、またも不本意な投球に終わってしまい「前回に続いてふがいない投球をしてしまった。こういう大事な試合を壊してしまい申し訳ないです」と唇を噛みしめた。

 試合後、矢野監督は「(高橋遥は)調子も良くなかった。相手に自分の投球を覚えられた状況でどう対処するかは一つの壁。まだまだ先のあるピッチャーなのでこれから先どうすべきか。やられたらやり返さないと」と、侍ジャパン入りも有望視される大卒2年目左腕に猛ゲキを送った。

 3位、広島とのゲーム差は再び4・5に拡大し、CS出場は絶望的な状況。最短で14日には優勝の可能性も完全消滅する崖っぷちの矢野阪神に救世主は現れるのか--。