開幕からここまで3試合のうち、獲得した勝ち点数はわずかに1。ドイツ杯初戦でもまさかの敗退を喫するなど、最初の代表戦期間までに思うような流れに乗れなかったFCアウグスブルクのマルティン・シュミット監督は、これから成功を収めていくことで自信を身につけていくことを期待している。

 「良い雰囲気の中で、我々は良いトレーニングを行えたよ。火曜日からは完全に、フランクフルト戦に向けて戦闘モードに入っている」と、木曜日に行われたプレスカンファレンスにて語った指揮官は、「確かに高みをめざさなくてはならないが、ただそれでもこの3試合では良い時間帯もあったんだ。うまく対応できなかった時間帯ももちろんあったがね。我々としては、90分に渡って力を発揮することだよ」と要求。

 「決定力はみせてきたし、それはこの試合でも求められる。そして守備面では無失点に抑えたい。そうすることで、軌道修正を図っていけるものと確信しているよ」と、言葉を続けた。「フランクフルト戦は非常に面白い試合となるだろう。前線の顔ぶれはドスト、シウバ、パシエンシアと様変わりしたが、決して悪くなったというわけではない」

 ただシュミット監督は、さらにもう一人の日本人選手に対しての賞賛の言葉も送っている。「鎌田大地は見逃せない。彼はフランクフルトの中盤における、中心人物だ。それほどの役割を得るなど、あまり期待されていなかった選手かもしれないが、彼は非常に目立つ存在だよ」

 しかしアウグスブルクが警戒するのは、フランクフルトのオフェンス陣だけではない。かつてアウグスブルクに所属した、マルティン・ヒンターエッガーやドミニク・コールが控える、守備陣の効力もまた、勝ち点3を奪うためには避けられないことだ。それでもシュミット監督は「非常に良い準備ができている」と、自信をのぞかせた。


 一方でフランクフルトのヒュッター監督は、オーストリア代表参加中に遅刻で出場停止処分を受けたヒンターエッガーについて、話し合いを行い「後悔の念を示していた」ことを明かし、「クラブ内で解決した。だからこの場で特に口にすることはない」考えに念を押した。「週末ではオプションとなるよ」

 そして今回の代表戦期間で行なったテストマッチでは、新戦力のアンドレ・シウバが「戦力となるところを示していた」と見ており、体調面に遅れがあったドストも先発候補のオプションに。また負傷から復帰したジブリル・ソウも「テストマッチでフル出場できるところをみせていた」との考えを述べた。「今週は良い練習ができているよ」