アジア最大の旗艦店が9月13日新宿にオープン

 スポーツウェアブランドの米国アンダーアーマー日本総代理店の(株)ドーム(TSR企業コード:293700320、江東区)は9月13日、旗艦店の「UNDER ARMOUR BRAND HOUSE 新宿」をオープンする。
 オープンに先立つ9月12日、報道陣向け内覧会を開催。ドームの代表取締役CEOの安田秀一氏が会見した。
安田CEOは挨拶で、「(アンダーアーマーでは)アジア最大の店舗だ。売上は世界で一番にしたい」と熱く意気込みを語った。
 ドームはスポーツファンを中心に市場を拡大し、2017年12月期の売上高は459億円をあげた。しかし、その後はブランド力の伸び悩みで苦戦が続いている。今年9月は日本初開催のラグビーワールドカップ、2020年には東京五輪・パラリンピックなど、スポーツ界では世界的なビックイベントが控えている。
  再び成長路線に乗せる事ができるか、旗艦店の新宿店が試金石になる。

高橋由伸氏らもゲスト参加 華やかな内覧会

 オープン前日の9月12日の内覧会には、読売ジャイアンツ元監督の高橋由伸さん、モデルの長谷川理恵さん、栗原ジャスティーンさんがゲストで参加した。
 トークセッションでは、高橋さんが「長時間プレーし、動きやすさを感じていた。選手や監督時代にも愛用していた」とアンダーアーマーへの愛着を語った。
 長谷川さんは、「ランニングウェアもきれいな色が揃っている。子供のウェアも品揃えが豊富。欲しい商品がたくさんある」と目を輝かせながら話した。また、栗原さんは「アンダーアーマーを身に付けるとトレーニングのモチベーションが高まる」とファン心理を和かに語った。

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  スポーツブームが広がる中で、ドームの業績は苦戦が続いている。TSRの単独インタビューに応じた安田CEOは、その原因を「ブランドの鮮度が落ちている」と分析する。2019年12月期も「減収減益」を予想している(安田CEO)。スポーツ用品は幅広いユーザー層が対象のため、販売が停滞すると商品在庫が膨らみ、資金負担が課題になる。新宿店の開設に伴う投資もドームが全額負担した。まさに旗艦店の新宿店に込めた期待は大きい。
 国内外の有力スポーツブランドに対抗し、新宿店を起点にして巻き返しを図れるのか。ファンのみならずドームの動向が注目される。
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年9月17日号掲載予定「WeeklyTopics」を再編集)

‌UNDER ARMOUR BRAND HOUSE 新宿