オーバルSを連覇したノブワイルド

写真拡大

 「テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3」(12日、浦和)

 開催4日目の11Rで行われ、TUBEのボーカル前田亘輝の所有馬で3番人気のノブワイルドが逃げ切って、このレース連覇とともに重賞3連勝を飾った。2着は2番人気のワイドファラオ、3着には1番人気のヤマニンアンプリメが入った。なお、優勝馬は「第26回マイルグランプリ・S2」(10月16日、大井)の優先出走権を獲得した。

 ノブワイルドの鮮やかな逃走劇に、前田オーナーも驚くばかり。「すごいですね。ナイススタート」と絶賛した。

 ゲートが開くと、はじかれたように昨年の王者は飛び出した。1年前もVゴールに導いた左海誠が出ムチを入れてハナに立つと、完全に主導権を握った。「抜群のスタートができた。思い描いた通り」と鞍上は満足げ。最終4角を3馬身以上リードして回ると、ワイルドを追ったワイドファラオ、向正面から猛然と追い上げたヤマニンアンプリメ、ノボバカラらJRA勢に反撃の機会はなかった。

 7歳になってもスピードは満点。「パドックでいつも以上にノンビリしていて不安だった。でも、レースになれば不安なんてなかった。強い相手と戦って勝ち切れている。力を付けている」と鞍上は連覇したパートナーを絶賛した。

 次走は大目標のJBCスプリント・Jpn1(11月4日、浦和)。管理する小久保智師は「そのまま直行するつもり」と明言した。前田オーナーも「同じ浦和。ここでJBCが開催されることは運命に感じる」と天下獲りを意識。再びJRAの強豪を打ち負かし、ダート短距離界の頂点を極める。