外相からの横滑りで就任した河野太郎防衛相は12日午後、防衛省で儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受けた後、着任式に臨んだ。

 幹部職員や自衛官に「厳しい安全保障環境下にあって、わが国自身の防衛体制の強化、日米同盟の強化、各国との安全保障協力の強化に全力で取り組む」と訓示した。

 河野氏は、北朝鮮が弾道ミサイル技術の高度化を図っていることを挙げ、「北朝鮮の軍事動向はわが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威だ」と強調した。中国に関しても「わが国周辺の海空域における活動を拡大、活発化させている」と危機感を訴えた。

 日本との関係を悪化させている韓国との連携や協力については触れなかった。

 着任式の後には、前任の岩屋毅氏から防衛省で引き継ぎを受けた。