日本フェザー級王座決定戦に臨む阿部麗也

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◆プロボクシング 日本フェザー級(57・1キロ以下)王座決定戦10回戦 同級1位・阿部麗也―同級2位・佐川遼(9月13日、東京・後楽園ホール)

 WBC世界同級10位、IBF同6位の阿部麗也(26)=KG大和=、東洋太平洋3位の佐川遼(25)=三迫=が12日、都内での前日計量に臨み、阿部が57・0キロ、佐川が57・1キロでクリア。ともに王座奪取に意欲を示した。

 「いつもどおり。勝つだけ。勝ち方にはこだわっていないけど、圧勝したいですね」と阿部。5月に前王者・源大輝(ワタナベ)に挑戦し、初回、2回と2度のダウンを喫しながらも、その後は盛り返して1―0でドロー。ベルト奪取とはならなかった。今回、源の王座返上で再び日本タイトルへの挑戦機会が巡ってきたが「ふだんなら1、2回は慎重にいくのに、あの時は『今日はいける』と調子に乗った。あの試合が『いい経験だった』と言えるように、今回は勝たないと」と気を引き締めた。

 東農大出身の佐川は昨年9月に、世界挑戦の経験がある松本亮(大橋)に3回TKO勝ち。5月にはWBCアジア・スーパーフェザー級シルバー王座も獲得した。「いつもなら試合前は眠れないのに、今朝は眠れた。体重調整もうまくいったし、いつもよりは調子いいかな?」と佐川。初の日本タイトル挑戦となるが、「試合が決まってから、自分の中ではタイトルよりも、阿部選手に勝つという思いで過ごしてきた。最後には自分が勝てるように」と言葉に力を込めた。