ムヒタリアン、ローマへの電撃移籍を説明! 「アーセナルでは幸せではなかった。金銭について話し合うことすらしなかった」

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アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(30)がアーセナルからローマへの電撃移籍について語った。イギリス『メトロ』が報じている。

2018年1月にチリ代表FWアレクシス・サンチェスとのトレードという形でマンチェスター・ユナイテッドからアーセナルに完全移籍したムヒタリアン。

在籍1年半で公式戦59試合に出場し、9ゴール13アシストの記録を残した一方、ウナイ・エメリ監督の下での序列の変化を感じたこともあり、給与を削減したいクラブの思惑に付き合う形で今夏の移籍市場最終日にローマへの1年間のレンタル移籍を受け入れた。

10日にローマの入団会見に出席したムヒタリアンは、今回の電撃移籍の経緯を説明。ここ最近、幸せを感じられなかったアーセナルから離れるため、ローマとサラリーに関する話し合いを行うことなく、移籍を決断したことを明らかにしている。

「個人的には場所がどこであれ、サッカーを楽しみたいんだ。だけど、イングランド(アーセナル)では、もはや幸せを感じられなかったんだ」

「代理人から(ローマの)移籍の話がきた時、自分にとってすごく良い機会だと思ったからすぐに行きたいと感じたよ。だから、金銭面について代理人と話し合うことすらしなかったよ」

「たぶん僕はプレミアリーグのスタイルにあまり合っていなかったと思う。だから、環境の変化は良いと思うよ」

「先月、アーセナルでは幸せではなかった。だから、ローマに行って、再びサッカーをプレーする喜びと幸せを取り戻すことが良い選択だと自分自身に言い聞かせたんだ」

「そして、今僕はローマにいる。同時に新しいチームに焦点を当てているよ。ローマは素晴らしいサッカーをしているし、今回の移籍は自分とって後退ではないんだ」

不遇を味わったアーセナルを離れてローマでの新たなチャレンジを選択したムヒタリアンは、金銭を犠牲にした中で自身が最も優先するプレーをする喜びを取り戻すことができるか。