クリンスマン氏がエクアドル代表新監督に? ヨーロッパ人指揮官招へいの中で有力候補に

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かつてドイツ代表やアメリカ代表を率いた元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏(55)にエクアドル代表新監督就任の噂が出ているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

2016年にアメリカ代表監督を退任後、フリーの状態が続いているクリンスマン氏。昨年には日本代表新監督候補として名前も挙がっていた同氏だったが、新天地にエクアドルという意外な名前が挙がっているようだ。

コパ・アメリカ2019終了後にエルナン・ダリオ・ゴメス前監督が退任して以降、指揮官不在の状況が続くエクアドル代表では、来月に新指揮官を発表する予定となっている。

そして、エクアドルサッカー連盟(FEF)はその新監督がヨーロッパ人になる予定であることをすでに認めている。

『マルカ』が伝えるところによれば、そのヨーロッパ人新指揮官の候補の中でクリンスマン氏が最有力候補に挙がっているという。また、FEF関係者もクリンスマン氏の招へいに関心があることを認めているようだ。

ただ、クリンスマン氏のエクアドル代表監督就任に向けてはサラリー面の問題や、アメリカ在住の家族の扱いなど幾つかの障壁があるという。サラリー面に関してはFEF以外に民間企業の介入なども考慮されているようだ。

クリンスマン氏は現役時代にトッテナムやインテル、バイエルンといったヨーロッパのビッグクラブで活躍した元ドイツ代表のエースストライカー。現役引退後は、ドイツ代表監督として臨んだ2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)では3位、アメリカ代表監督として臨んだ2014年のブラジルW杯ではチームをベスト16に導いていた。