今週末の15日(2019年9月)に行なわれる「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)」で、上位2人が東京オリンピックのマラソン代表選手に決定する。本番とほぼ同じコースで、男子31人、女子12人が参加し、一発勝負だ。

マラソン解説者の金哲彦氏は「いま一番強い日本人のみで走るレースです。日本マラソン界が大きく変わる節目となるレースになるでしょう」と話す。

とくに競争がし烈なのは男子で、日本記録保持者の大迫傑(28)、2位の設楽悠太(27)、2018年アジア大会金メダリストの井上大仁(26)の3人の争いとなると予想されている。青山学院大陸上部監督の原晋氏は「設楽君は天才型、井上君は努力型、天才と努力両方兼ね備えたのが大迫君です。3人ともスピードがあるだけに前に出たがると思いますが、イライラせずに我慢できるかがポイントになります」という。

夏のマラソンは速さより強さ

原監督が注目選手として挙げるのが、かつての教え子の神野大地(25)だ。現在、マラソン王国のケニアを練習の拠点としている。箱根駅伝時代に「山の神」としてならしただけあって、「最後の5キロの上り坂で一発逆転サヨナラ満塁ホームランを狙う」と宣言している。

司会の国分太一「神野選手は自己ベストタイムが2時間10分台です。2時間5分台、6分台の他の選手たちとの差はどうみればいいですか」

原「大迫選手らが出したベストタイムは、冬のマラソンです。夏のマラソンは、速さよりも強さが求められます。神野は注目されておだてられると力を出すタイプです」

国分「俺と一緒だ」