画像提供:マイナビニュース

写真拡大

俳優の伊藤健太郎が、10日に放送されたテレビ東京系トーク番組『チマタの噺』(毎週火曜24:12〜25:00)にゲスト出演し、デビュー当時の苦い経験を告白した。

2014年に放送されたフジテレビ系ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』で俳優デビューを果たした伊藤。近年では出演作が急増し、27日公開の映画『惡の華』では主演を務める。

MCの笑福亭鶴瓶からブレイクのきっかけを聞かれ、伊藤は「『今日から俺は!!』が大きいです。ビックリしました。(周囲の状況に)追いついてないです」と答え、「当時撮影している時も、『みんながCMとかでバンバン出て来るようになったらいいな』と言ってたので、だんだんそうなってきてうれしいです」と他の出演者も活躍の場を広げていることを喜んでいるようだ。

主演作の『惡の華』を「自信作になりました」とアピールする伊藤に、鶴瓶は「チョイ役の時から考えたらえらいことやで」。伊藤は「考えられないです」と同調し、「だいぶ前ですけど、映画を撮るために富山の方まで機材車に乗せられて。物が降ってくるので、おさえながら何時間もかけて行って。1日撮って帰って」と懐かしだ。

ところがその撮影から数日後、スタッフから電話で言われたのは「全部カットになりました」。伊藤は、「え? 映画出ないことになってるの?」とその当時の心境を明かし、「存在もしないことになったんですよ。クレジットも消されるし」と苦笑した。

「通行人Aぐらいの役だったんですけど」と語る伊藤。「映画館で自分の作品を観たりするんですけど、あれだけでっかいスクリーンに自分の顔がバンッって出てきた時は、未だに感動します」とうれしそうに話していた。