前半に追加点となるゴールを決めた南野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー代表対日本代表は9月10日、ミャンマーのトゥウンナ・スタジアムで行なわれ、2対0で日本が勝利を収めた。
 
 5日のパラグアイ戦と同じ顔ぶれで臨んだ日本は、開始前から降り続いた雨によって滑りやすいピッチ状況となったものの主導権を掌握。ショートパスでつなぐだけでなくロングパスも織り交ぜてペースを手繰り寄せる。
 
 トゥウンナ・スタジアムは、多くのミャンマーサポーターで占められ、日本は文字通りアウェーの雰囲気でのゲームとなったが、15分にはこの逆境を撥ね返して先制点を奪う。敵陣左サイドでのボール奪取から前線の中島翔哉にボールをつなぐと、中へ切れ込んだ中島は右足を一閃。ややカーブをかけたシュートはGKの頭上を越えてネットを揺らす。カタール行きを懸けた日本の予選初ゴールは中島が決めた。
 
 さらに日本は攻勢を仕掛け、26分には敵陣ゴール前での大迫勇也の落としから堂安律が左足を振り抜く。これはGKの好守に阻まれるものの、こぼれ球を拾った堂安からのクロスを南野拓実が頭で押し込み、日本が2点目を奪った。
 
 前半で2点をリードした日本は、後半も攻撃の手を緩めない。64分には、敵陣ペナルティエリア内での大迫の落としに反応した柴崎岳が右足でボレーを放つもクロスバーを直撃。さらに70分過ぎには途中出場の伊東純也がGKとの1対1を迎えたが、これも相手の好守に阻まれた。

 なかなか追加点を奪い切れない日本は、伊東、鈴木武蔵に続き、81分には久保建英を投入。すると直後のファーストプレーでヒールキックを使ったリターンパスを見せ、酒井宏樹の突破をお膳立て。酒井はグラウンダーのクロスを供給するが、中央の鈴木には惜しくも合わなかった。

 日本は後半、終始主導権を握り、再三チャンスを迎えるものの、ついにゴールを決め切ることができずタイムアップ。会心の勝利とはならなかったが、2対0の勝利でワールドカップ・アジア予選の初戦を飾った。