子犬を虐待した女(画像は『Metro 2019年9月5日付「Hunt for woman who stubbed cigarette out in puppy’s eye(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット)

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子犬の口を縛り、その目に煙草の火を押し付ける動画がSNSで拡散している。女は顔色一つ変えることなく子犬を虐待しており、動物虐待防止協会(SPCA)シンガポールが情報提供を呼びかけている。『Metro』『The Sun』などが伝えた。

口を縛った子犬の首を片手で掴み、もう一方の手で目に煙草の火を押し付ける動画がSNSで拡散している。子犬は四肢をバタバタさせ弱々しく鳴き叫んでいるが、椅子に座った女は煙草を30回以上も子犬の目に押し付けている。女は時折カメラに目をやり、火の付いた煙草を吸って煙を吐き出すが、すぐにそれを子犬の目に持っていく。子犬は痛がってさらに鳴くものの、口を縛られているため鳴き声は弱々しく、その痛々しい姿には思わず目を背けたくなる。

女の虐待は2分以上続き、子犬の左目だけを執拗に痛めつけていた。また動画の最後に、女は子犬の脚を掴んでへし折るという見るに堪えない行為に及んでおり、先月にSNSユーザーが動物虐待防止協会(SPCA)シンガポールに通報した。

同協会はFacebookに女の写真を投稿し情報提供を呼びかけているが、今のところ目立った進展はないようだ。またこの動画が撮影されたのはシンガポールではない可能性も高いとしたうえで、背景には虐待動画を制作して利益を得る犯罪組織が関わっていることを示唆し、SNSユーザーに動画をシェアしないように伝えている。

インドネシアの動物愛護活動家カーラ・デイさんは虐待を無視することはできないとして、関係当局にすぐに調査を開始するように呼びかけるオンラインの嘆願書を作成した。嘆願書には9月8日の時点で2万3千件を超える署名が集まっており、コメント欄には「許すことができない」「心が痛む」「悪魔だ」など女性への怒りの声が殺到しているようだ。

動物の虐待のニュースは後を絶たず、8月にも10代のアメリカの少女が洗濯乾燥機に犬をいれて回した動画を投稿し、SNSが大炎上した。またペットシッターが生後10週の犬を床に叩きつけたり、ペットシッターの孫が犬をプールに投げ入れて沈めるなどの映像も出回っており、人々の怒りを買っている。

画像は『Metro 2019年9月5日付「Hunt for woman who stubbed cigarette out in puppy’s eye(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)