バルセロナのエースとして君臨するFWリオネル・メッシ

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 バルセロナのロッカールーム内に問題が浮上しているようだ。エースのFWリオネル・メッシに対し、3選手が会話を拒否しているとスペイン『ドン・バロン』が報じている。

 原因となったのはFWネイマールの移籍交渉だという。バルセロナはパリSG退団を希望するブラジル代表FWに手を差し伸べ、今夏の復帰実現に向けて積極的に動いていた。

 一時は2億ユーロ(約236億円)の移籍金に加え、DFサムエル・ウムティティ、MFイバン・ラキティッチ、FWウスマン・デンベレを1年間レンタルさせることで合意に達したと報道されたが、最終的に契約には至らず。3選手の中で誰もパリSG行きを望んでいなかったようだ。

 そして移籍市場の閉幕後に残ったのは、3選手のバルセロナに対する不満だった。同紙によると、3選手は今回の移籍交渉でクラブに裏切られたと感じ、特にネイマール復帰を熱望していたとされるメッシには不快感を覚えているという。

 リーガ・エスパニョーラ第3節終了時点で1勝1分1敗(勝ち点4)の8位と、ただでさえ波に乗り切れていないバルセロナ。同紙はロッカールーム内の平穏を取り戻すため、メッシがチームメイトを軽視したことを謝罪しなければならないと指摘している。