なぜ?LINEや電話で「彼女と連絡を取るのが苦手」な男性たちの4つの心理
「彼氏があまり連絡をくれなくて寂しい」「LINEや電話で話していても盛り上がらない」など、彼氏とのコミュニケーションでつまずくのは悲しいですよね。
【LINE】ちょっとした一言が苦痛!? 彼の気持ちがどんどん離れる「ダメLINE」6パターン
「好きなら連絡を取り合うのが普通でしょ?」と思う女性は多いかもしれませんが、男性のなかにはやり取り自体が苦手で積極的に絡めないという人もいます。
「彼女のことは好きだけど連絡が苦手」な男性の本音を聞いてみました。
「彼女のことは好きだけど連絡が苦手」な男性の本音
1.共有できる話題がない
「彼女から『会えなくてもいいから、もっとLINEで雑談とかしたい』と言われるのですが、雑談って何を話せばいいのかわかりません。
『今日あったことや仕事の話でもいいよ』と言われても、彼女に知ってほしいと思うような大きなネタはないし、会社を離れてまで仕事の話はしたくないし……。
そう言うと『何でもいいから共有したいのに』ってまた怒られるのですが、僕が彼女の話題を共有するだけじゃダメなの?」(25歳/システムエンジニア)
「彼女のことは本当に好きだし、彼女の話を聞くこともまったく苦痛じゃない」と言い切るこちらの男性は、自分から“ネタ”を提供できないことに悩んでいます。
話してほしいと言われれば言われるほど、「特に伝えたいことのない自分」が苦しくなるのだそう。
無理に探そうとするから大変なのであって、まずはいろんなことにどう感じたか、と自分の感情を振り返る機会を作ってほしいですね。
2.どう返信するのが正解なのかわからない
「彼女とLINEでやり取りしているとき、『今日はこんなことがあったの』と来たから『そうなんだね』と返したら、『それだけなの!?』と怒られます。
もっと具体的な感想がほしいらしいけど、ただ聞くだけじゃダメなんですかね?
その報告をしてくれただけで俺はうれしいし、それは伝えているのですが、『リアクションが薄くて寂しい』と言われたら何て返せばいいのかわからなくて混乱します。
どう返信するのが正解なのか、それこそ具体的に教えてほしい……」(28歳/営業)
彼女から振られる話題はどれも楽しいし、聞くのが好きだというこちらの男性ですが、「自分の話にもっと関心を示してほしい」という彼女の気持ちに気がついていません。
聞けたから満足、ではなくて、それについてどう思ったかを彼女は求めているのですね。
しかし、男性にとっては「間違えたら怒られる」ことがストレスになり、やり取りするのを苦痛に感じるときがあるそう。
お互いに愛情があるのに、感じ方が違うせいですれ違うのはもったいないなと思います。
3.短いやり取りが楽なのだけど
「俺はLINEとかメールより電話のほうが楽で、彼女とも電話で話すことが多いです。
でも、彼女に言わせたら『電話もうれしいけど、用件を話し終わったらすぐ切るのが寂しい』らしくって、もっと世間話とかしたいみたいです。
俺は短いやり取りでも満足だし、電話って話している間はほかのことができないから、すぐに切るのがお互いいいんじゃないかなと思うのですが……。
LINEもするけど、ダラダラと話が続くと飽きてくるんですよね」(32歳/企画)
「彼女との話に飽きるの?」とこちらの男性に訊いてみると、「結論が出ないまま話し続けるのが苦手で」と困った顔をしていました。
電話でぱっと話をするだけで満足といいますが、LINEでも長話はしないとなると、彼女の寂しさが置いてけぼりになりますよね。
彼女とのコミュニケーションを「やり取りの長さ」より「取る機会」で充実させたい男性は、短時間で終わることを通すのがちょっと一方的かな、と思います。
4.顔を見て話すほうが楽しい
「LINEは朝の挨拶だけで十分だし、電話は沈黙が苦手だからあまり話したくないし、それより彼女とは直接会いたいです。
いちいち細かい連絡をしなくても、付き合っているなら会うほうが大事じゃないですか?
彼女のほうはもっとLINEや電話がしたいらしいけど、顔を見て話すほうが俺は楽しいですね」(29歳/教育)
「それなら、デートの時間を多く取ってるんだね」とこちらの男性に尋ねたところ、「いや、仕事が忙しくてなかなか……」と返ってきてびっくりしました。
会いたいといいながら実際にはその時間も作れないなら、彼女が不満を持つのは当然です。
顔を見て話すほうが楽しいのはもちろんそうなのですが、できないならその間のフォローが肝心。
もっと心でつながっていたいと思う彼女の気持ちを大切にする姿勢がほしいなと思います。
*
「彼女との連絡が苦手」という男性に話を聞いてみると、彼女が自分に向ける不満が理解できなかったりどう応えればいいのかわからなかったり、コミュニケーション不足から生まれるつまずきに気がついていないことがわかります。
「自分はこれでいい」ではなく、彼女の気持ちも尊重した歩み寄りがないと、お付き合いはうまくいきません。
ふたりにとってストレスのないやり取りを、彼女と一緒に考えていけると良いですね。