いまだ豪州では、名手・小野を称える声が後を絶たない。(C)Getty Images

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 オーストラリアのAリーグは、10月11日に2019−20シーズンの開幕を迎える。今季は開設から15年目の節目にあたり、リーグは公式サイト等で大々的なキャンペーンを展開中だ。

 そのなかで、ファン投票を募っているのが「ベストプレーヤー」と「ベストゴール」の2部門。今回その両方のノミネート10名に選出されたのがほかでもない、現在J2のFC琉球でプレーする元日本代表MF、小野伸二である。

 小野は2012年夏から2シーズンに渡って、強豪ウェスタン・シドニーに在籍。1年目でリーグ制覇に多大な貢献を果たしてベストイレブンに選ばれると、2年目もアジア・チャンピオンズリーグ8強進出にチームを導くなど、奮闘を続けた。今回のノミネートを紹介する動画では、「ベストゴール」候補の有名なスーパーショットが収録されている。2012―13シーズンのファイナルシリーズ準決勝(ブリスベン・ロアー戦)で決めた、左足の圧巻ループショットだ。

 
 米ネットワーク『FOX SPORTS』アジア版のガブリエル・タン記者は、今回の小野のノミネートを受けて次のように綴っている。

「オーストラリアではいまでも、シンジ・オノはファンのお気に入りのひとりだ。彼がAリーグでプレーしたのはわずか2年間だったが、今回のノミネートからも、いかにファンタジスタが鮮烈なインパクトを残したかが分かるだろう。同じマーキープレーヤーのアレッサンドロ・デル・ピエロ、エミール・ヘスキー、ルイス・ガルシア、ウィリアム・ガラス、ハリー・キューウェルらはひとりも選ばれていない。これが意味するところは大きいのだ」

 はたして小野は両部門でどれくらいの支持を集めるのだろうか。ファン投票は現在も、Aリーグの公式サイトで行なわれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部