京浜急行神奈川新町駅付近の踏切事故では、トラックの運転手は死亡したが、乗客・乗員は重軽傷ですんだ。あれだけの大きな事故で"大惨事"にならなかったのには、いくつかの偶然が重なっていた。

技術評論家の桜井淳氏は、電車が転覆せず45度傾いて止まったことを挙げる。防護壁側に倒れたので、民家への被害も防げた。「先頭車両が重かったので横転しなかったのでしょう。また、ラッシュ時間でなく、乗客が少なかったことも幸いしました」

衝突したのがトラックの後部荷台部分だったので、衝撃も大きくなかった。

モーター積んで重心が低い

鉄道アナリストの川島令三氏はこう解説する。「京急や大阪の京阪電車などは、少数派ですが、先頭車両にモーターを積んでいて、重心が低く設計されています」

司会の小倉智昭は「もっと重傷者が出ても仕方ない部分もあったんですね」