積極的な攻撃参加で30分には南野拓実の決勝点をアシストした酒井宏樹。写真●徳原隆元

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 9月5日、キリンチャレンジカップの日本代表対パラグアイ代表が県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、日本が2対0で勝利を収めた。

 先制点から7分後、日本に2点目をもたらすアシストをマークしたのは、右SBで先発した酒井宏樹。29分に中島翔哉のスルーパスを絶妙なダイレクトで中央へ折り返し、南野拓実のゴールをアシストした。序盤から積極的に右サイドを駆け上がり、攻撃に厚みを加え、しっかりと“仕事”を果たした酒井は、ハーフタイムで植田直通との交代により、ピッチをあとに。

 酒井に代わって後半から右SBを務めたのはCBで先発していた冨安健洋だった。

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 オーバーラップや右サイドハーフの久保建英とのコンビネーションなど幾度となく好プレーを見せ、後半も遜色なく右サイドからの攻撃を活性化させた冨安。

「普通にやれているので見ていて安心できます」と自身のポジションでプレーする冨安についてコメントした酒井は、さらに次のように続けた。

「別にポジションがどうとか、それがライバル関係になるとかは僕にはまったく関係ない。トミ(冨安)が(右SBで)出たときにはチームとしてしっかり応援しますし、自分が出た時には何ができるか整理しながらやれているので」

 今後、同じポジションを争う仲になる可能性も高くなるが、「誰が出ても変わらないし、どこ(のポジション)で誰が出ても変わらない、という状況をつくっていければ強いですね」と、あくまでチームの勝利が最優先である考えを示した。

 今後のワールドカップ・アジア予選に向けて、にわかにポジション争いが激化しそうな右SBの選考にも、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェスト編集部