CBでも右SBでも躍動した冨安(左)など日本は“個”が貪欲なアピールを繰り返した。かたやパラグアイはチーム全体の動きが重く……。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 親善試合とはいえ、南米のメディアはやはり容赦がない。

 木曜日にカシマで行なわれたキリンチャレンジカップ、日本代表対パラグアイ代表の一戦は、ホームチームの2−0快勝に終わった。23分に大迫が、29分には南野がゴールを挙げ、守っても最終ラインが大崩れすることはなく、クリーンシートを達成。来週火曜日のワールドカップ・アジア2次予選、ミャンマー戦に向け、上々の出来を披露した。

 かたやパラグアイは時差ボケや高温多湿の環境もあって序盤から動きが重く、攻守両面で連動性を欠いた。それでも、パラグアイの現地紙『Ultima Hora』は手厳しい。「なんとお粗末な! アルビロハ(赤と白の意。代表チームの愛称)が日本に完敗」と題し、母国代表チームのパフォーマンスを次のように断じている。

「我らが代表チームはカシマスタジアムで強固な日本の後塵を拝し、完敗を喫した。キックオフ直後からゲームを支配され、なんら抵抗することなく23分にオオサコ、29分にミナミノになす術なくゴールを決められてしまう。後半は、選手交代などで変化を加えて盛り返す時間帯もあったが、ゲームの筋書きを変えるには至らない。0−2は真っ当な結果であり、アルビロハはコパ・アメリカ後初となる一戦で、良いところなく敗れ去った」

 
 さらに同紙は「お粗末なフットボールに終始したパラグアイに比して、日本は選手個々がどうプレーすべきかを知っていた」と評し、最後は「この小さなアジアツアーで収穫を持ち帰ってほしい。次のヨルダン戦(火曜日にアンマンで開催)では奮起してもらおう」と、母国代表チームに期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部