パラグアイ戦の後半に登場した久保(左)は、ミスもあったが終始貪欲にゴールを狙い続けた。すべてのリスタートでキッカーを担当。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表の快勝劇をスペイン・メディアも称えている。

 9月5日、森保ジャパンはカシマスタジアムでパラグアイ代表を迎え撃ち、2−0の快勝を収めた。前半に大迫と南野がそれぞれゴールを決め、後半はややスローダウンしたものの、攻めでは久保が異彩を放ち、守っては最終ラインが堅牢を築き上げる。パラグアイのコンディション不良は明らかだったが、それを差し引いても、上々のチームパフォーマンスを披露した。

 今夏にレアル・マドリー入団を果たし、プレシーズンの活躍で世界的な知名度を得るに至った久保。マジョルカにレンタル移籍した後も地元スペインのメディアは継続的に日本のワンダーキッドを取り上げ、今回のパラグアイ戦もさまざまな角度から切り取り、レポートしている。

 そんななか、全国紙『AS』は日本代表と久保の出来映えを、次のように称えている。

「パラグアイの調子が悪かったのは確かだろう。だがそれでも、ベリッソ監督の下で鍛錬を積んできたポゼッション・サッカーは完全に無力化され、とりわけ前半は防戦一方となり、ハポン(日本)のハイテンポで迫力満点のアタックに晒された。オオサコとミナミノが挙げたゴールはどちらも“チームゴール”で、素晴らしいものだった」

 
「ただ、後半の日本は攻撃にリズムを欠きがちだった。そこでチームを逞しく牽引したのが、若きクラックである。クボは代表チームでの最年少ゴール記録を更新すべく、何度も何度もパラグアイ・ゴールを脅かしたが、惜しくも得点を挙げられなかった。日本はコパ・アメリカをU-23チームで臨んだが、今回は欧州で活躍する選手たちをかき集めてベストメンバーを構成。そして、南米の強豪を見事に下したのである」

 森保ジャパンは次なる戦いに向けて、敵地ミャンマーへと移動。火曜日に行なわれるワールドカップ・アジア2次予選の初戦では、ゴールラッシュに期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部